
日時と会場
2014年12月10日(水曜日)15時20分~16時50分 【申込不要・入場無料・お茶接待あり】
中部大学春日井キャンパス 25号館4階 254Bゼミ室
語る人
岡本 聡
1966年、三重県に生まれる。中央大学大学院文学研究科単位取得修了。博士(文学・中央大学)。研究テーマは、近世和歌、俳諧。著書に、『香川景樹』([コレクション日本歌人選]2011年/笠間書院)、『木下長嘯子研究』(2003年/おうふう)など。現在、中部大学人文学部日本語日本文化学科教授。
著書概要
「『おくのほそ道』と綱吉サロン」と名付けた本書の題名には、違和感を覚える方も多いのではなかろうか。しかし、曽良が幕府巡見使随員だった時の上司土屋数馬とは何者なのかという事を調べていて、さまざまな疑問がある一つの確信に変わっていった。土屋政直と秋本喬知、この二人の上屋敷、下屋敷は元禄三年時点の地図においてともに隣接している。そこから考えた場合、芭蕉、曽良の旅が決して綱吉政権から遠いものではなかったという事が見えてくるのである。(岡本聡『「おくのほそ道」と綱吉サロン』おうふう)
主催:中部大学 国際人間学研究所
お問い合わせ先: 中部大学国際関係学部事務室
〒 487-8501 愛知県春日井市松本町 1200 電話:0568-51-4079