今年度の寺澤専門ゼミナールの学修テーマは、「企業のダイバーシティ」です。
ネパールから日本に働きに来られる方は家族帯同が多いため、子どもたちが母国語でも学べる環境が必要です。6月5日、日本で3番目にネパール教育省から正式に認定された東海バティカ インターナショナルスクールを見学し、理事長のアディカリ先生にお話をうかがってきました。
学校に着いたら、いきなりステージ前の方に集められました。さまざまな学年の子どもたちが目の前できちんと整列していてびっくり!!ネパールと日本の国歌を斉唱した後、可愛らしい女の子が民族舞踊を披露してくれました。


ネパール人生徒の歓迎行事が終わった後で、ゼミ生が準備した「進化じゃんけん」を交流のために実施しました。きちんとルールが伝わったか微妙ですが、子どもたちが元気に楽しそうに遊んでくれたので良かったです。

最後に記念撮影

交流会終了後はアディカリ先生に学生らがいろいろと質問し、ネパールの文化についての理解を深めました。
また、中日新聞も取材に来ていました。記事の内容は中日新聞近郊版(6/12)にも掲載されています。(記事の全文は中日プラス会員限定です。)
学生たちのコメント
- ネパール人の子どもや先生、国歌など普段触れることのない文化に触れることが出来て、とても貴重な体験になりました。また、アディカリ先生のお話を聞きあらためて日本の恵まれた環境を実感すると共に、日本以外の国に目を向けようという意識を持ちました。
- 今回、学校にお邪魔させてもらい一緒に進化じゃんけんをしたり、学校の校歌を聞かせていただいている際、壁に貼られている神様の写真や子どもたちの元気な姿をみていて、とても学校が楽しい場所であることがわかりました。また、壁に貼られていた神様の写真をみてやはり、各国にはいろいろな神様が存在していることがわかりました。さらに英語と日本語を学んでいることを聞いて、日本の学校より先のことを考えられた教育方針ということも知りました。
- 子ども達は皆良い子ばかりでした。日本語で頑張って話そうとしてくれた子も沢山いました。触れ合う中で何処の国の子でも子どもが元気で素直な所は変わらないという事を実感しました。これから外国人の方が増えていく中でも、怖がらず親しみを持てるようになる良い機会となりました。
- 実際に学校を見学させていただいたことでネパールの方々がどれだけ密接に日本と関わっているかを肌身で感じることができました。また、言語をはじめとした食や交通の違いについてより関心を持つことができました。
*寺澤ゼミでは、「企業のダイバーシティ」を学ぶためのさまざまな活動を引き続き行ってまいります。