2024年10月19日から28日にかけて、インドネシアのバリ島にあるマハサラスワティ大学で、日本語教師養成講座の一環として教育実習を行いました。現地の学生や地域の方々と交流しながら、日本語教育を通じた多文化共生の大切さを学ぶ貴重な経験となりました。
日本語教師の役割とは?

日本語教師は、外国人を対象に日本語を教える専門職であり、近年は国家資格化されたことで注目を集めています。今回の実習では、日本語教育の実践を通じて、言語だけでなく文化や価値観の相互理解を深めることを目的としました。
実習の内容
今回訪問したマハサラスワティ大学では、以下のような多彩な活動を行いました。
1. 社会貢献活動

午前中は、大学の社会貢献活動として、送り出し機関や観光・看護系の学校、高校を訪問しました。ボランティア活動の一環として、日本の文化や大学生の生活についてプレゼンテーションを行い、現地の方々に日本への興味を持っていただく機会を提供しました。
2. 学生との交流

午後は、現地の学生たちとランチを共にし、クタビーチやサヌールビーチで遊ぶなど、リラックスした雰囲気の中で交流しました。これにより、言語や文化を超えた絆を築くことができました。

3. 日本語授業と文化紹介

夜には、マハサラスワティ大学の1年生向けに90分の授業を行いました。さらに、日本の文化や私が在籍する大学についてのプレゼンテーションも実施し、学生たちからの積極的な反応を得ることができました。エネルギッシュな学生たちと共に授業を進める中で、私自身も刺激を受け、大きな学びを得ました。
実習を通じて得たもの
今回の実習を通じて、他国の人々との協力の楽しさを再確認しました。また、多文化共生の現場で学ぶ中で、「受け入れてくれる他国の人々に恩返しをしたい」という想いが芽生えたことは、商社業界への興味を抱くきっかけにもなりました。これまでの留学経験と合わせ、異文化での実践的な学びが将来の方向性を切り開く力になったと感じています。

