生命健康科学研究所セミナー「慢性疾患における老化細胞の病理的作用」(中部大学生命健康科学研究所主催)

細胞老化は、生体における極めて重要ながん抑制機構として古くから知られている。一方で、細胞老化を経た“老化細胞”は加齢とともにさまざまな臓器に蓄積することが明らかになっている。老化細胞は、SASP(senescence-associated secretory phenotype)を介して周囲の細胞機能に影響を与え、その非細胞自律的作用が組織の加齢性変化や病態形成に関与していると考えられている。本セミナーでは、これまでに行ってきた肺組織の病態モデルを用いた研究を基に、老化細胞の病理作用に関する最新の知見と、それを標的とした治療ストラテジー構築の可能性について議論する。
教員の皆様をはじめ、学生にもお声かけいただき、ご参加いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
日時
2025年2月21日(金曜日) 午後3時30分~午後5時00分
場所
- 5121講義室(51号館2階)
講演者
国立長寿医療研究センター・細胞病態研究部 部長 杉本 昌隆 先生
講演テーマ
慢性疾患における老化細胞の病理的作用
申込方法(事前申し込み制)
予約不要です。当日会場にお越しください。
ご案内リーフレット
お問い合わせ先
中部大学生命健康科学研究所 山下 均
hyamashi@fsc.chubu.ac.jp