2025年5月9日

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第5回国際サロン「映画衣装係のROSY COPPOLAさんとお話」が開催されました

国際関係学部

第5回国際サロン「映画衣装係のROSY COPPOLAさんとお話」が開催されました。

【国際】国際サロン5‐001

日時:5月2日(金曜日)午後5時~午後5時50分

場所:20号館1階 Glocal Forest Lounge

話者:ロージー・コッポラ

経歴:携わった映画
『ハリー・ポッターと賢者の石』『ハリー・ポッターと秘密の部屋』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』『ある侯爵夫人の生涯』『アンナ・カレーニナ』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『ピノキオ』 その他有名作品多数
※『アンナ・カレーニナ』では、映画芸術科学アカデミー主催第85回アカデミー賞(オスカー賞)衣裳デザイン賞受賞(Academy Award for Best Costume Design, Academy of Motion Picture Arts and Sciences)

使用言語:英語

実施方法:インタビュー形式

通訳・聞き手:伊藤裕子教授(国際関係学部副学部長)

第5回国際サロンポスター

【国際】国際サロン5‐002
司会兼通訳を務めた伊藤裕子副学部長
【国際】国際サロン5‐003
来場者でにぎわった会場

ゴールデンウイーク目前の金曜日17時より開催された講演会ではありましたが、教員6名、職員5名、学生(他学部学生も含む)28名、一般2名の41名が聴講しました。

コッポラ氏は地元イタリアを離れ、イギリスのグラインドボーン(Glyndebourne)オペラハウスで舞台衣装制作に携わったことが現在のお仕事につながったとおっしゃっていました。

ハリーポッターシリーズでは生徒役の学生のマント460枚を手分けして縫い仕上げたそうです。また、『Edge of Tomorrow(邦題:オール・ユー・ニード・イズ・キル)』(2014)という映画では、主演・トム・クルーズのシャツを同じデザインでシーンに合わせて33枚縫製されたお話など、とても楽しく語ってくださいました。

各作品のエンドロールにはコッポラ氏のお名前も流れており、その部分が再生されました。

ドレスメイクのお仕事をメインとされているとのことで、歴史的作品では外見だけではなく衣装の内側も当時の作りをほぼ完璧に再現していらっしゃるそうです。

大変貴重なお話をうかがうことができました。質疑応答では学生など多数の参加者からの質問にお答えいただき、終了予定時刻から40分ほど延長するなど会場は大盛況でした。

【国際】国際サロン5‐004
質問する学生
【国際】国際サロン5‐0005
閉会の挨拶をする中野智章学部長

ちょうど一週間前には2026年公開予定の『スーパーガール』(ジェームズ・ガン監督)の衣装制作をイギリスで終えたばかりとのことでした。彼女の今後のご活躍も楽しみですね。皆で応援しましょう。

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