2025年6月2日

  • 受賞・表彰

鈴木颯斗さんが第30回 画像センシングシンポジウム優秀学術賞を受賞

藤吉研究室の鈴木颯斗さん(大学院工学研究科ロボット理工学専攻博士前期課程2年)が第30回画像センシングシンポジウム優秀学術賞を受賞しました。発表した論文のタイトル、内容は以下の通り。

研究タイトル:Human-like Guidanceのための時空間シーングラフによる案内文生成

著者(所属):鈴木 颯斗1、下村 晃太1、平川 翼1、山下 隆義1、藤吉 弘亘1、大久保 翔太2、南里卓也2、王 思源2(1. 中部大学、2. 日産自動車株式会社)

受賞理由:Human-like Guidanceという人のようなナビゲーションを実現するために、シーンのグラフ構造化、グラフからの言語生成を一貫して行う手法を提案している。シーンのグラフ構造化では、時空間のグラフに拡張することで、時系列での変化を考慮可能としている。本研究はシーンのアピアランスに頼らず、シーングラフ化する独創的なアイデアにより、シーンに頑健な言語生成を実現している点が学術的に興味深い。課題や今後の方針も深く議論されており、更なる発展も期待できる。(SSII2025表彰項目