1. 発表概要
中部大学生命健康科学部生命医科学科の新谷正嶺准教授が、国際研究コンペティション「PestCLEF @ LifeCLEF 2026」で最終順位1位となった取り組みをまとめた単著論文が、査読を経て「CLEF 2026 Working Notes」に掲載されました。同論文集は、CEUR Workshop Proceedings第4283巻として2026年10月4日に公開されました。
本学が2026年5月13日にお知らせした成果について、手法・評価結果・誤り分析・限界をまとめた研究報告です。PestCLEFは、植物病害や害虫に関するWeb文書から、病害、害虫、宿主植物、発生地域、媒介生物などの関係を「知識グラフ」として整理する課題です。
論文では、名称の表記ゆれに対応する辞書、類似文書検索、機械学習による関係候補の検証に、人による誤り分析と競技中の公開評価に基づく調整を組み合わせた手法を説明しています。公開コードや最終提出結果などを参照できるリンクも掲載し、取り組みを他の研究者が検討できる形で共有しています。
なお、本論文は競技データ上の情報抽出を扱うもので、実際の病害診断や防除判断の有効性を検証したものではありません。
2. 論文情報
著者:Seine A. Shintani(新谷正嶺)
論文名:Hybrid Retrieval-Guided Knowledge Graph Extraction with Precision Repair for PestCLEF 2026
掲載先:CLEF 2026 Working Notes, CEUR Workshop Proceedings
巻・ページ:Vol. 4283, pp. 5035–5042(2026)
論文集の公開日:2026年10月4日
URL: https://ceur-ws.org/Vol-4283/paper365.pdf
3. 参考サイト
正式掲載目次:https://ceur-ws.org/Vol-4283/
公開コード:https://github.com/cSAS3/pestclef2026-sas3
関連:2026年5月13日の大学記事:https://www.chubu.ac.jp/news/56766
4. お問い合わせ
【発表内容について】
新谷正嶺(しんたに せいね) 中部大学 生命健康科学部 生命医科学科 准教授
電子メール s-shintani@fsc.chubu.ac.jp
電話 0568-51-9180