1.専門基礎教育の徹底と応用力の育成
建築学のカバーする世界は広く、専門に特化していても、幅広い基礎知識が必要です。そこで、専門基礎教養を漏らすことなくマスターし、その上で得意な分野の応用力を磨いていくというシステムにしています。
2.創造的教育の充実
建築は受注生産であり、その環境や用途といった条件はすべて異なります。先人の技術や業績を学ぶことはもちろん必要ですが、みなさん一人一人がクリエーターとして、ものづくりの訓練をする必要があります。そこで、創作的な科目を1年次のはじめから途切れることなく開講し、創造力を育てます。
3.実践・体験型教育の実施
建築学は、自分の手と頭で考える経験工学です。机の上の講義も大切ですが、建築学科では、実際に物に触れ、体験し、発見する実験科目や実習科目を多く開講し、みなさんが理解を深められるようにしています。
4.建築と社会のかかわりの教育
建築は、その時代、その社会、その街の顔です。古今東西、世界中の街角は建築が主役といっても良いでしょう。建築学科では、歴史や風土、社会とのかかわりを十分理解し、協調性や社会性のある建築技術者を養成しています。
5.自主活動の支援
与えられたものをこなすだけでは、これからの社会で活躍することはできません。自発的に建築にかかわっていく前向きな姿勢を建築学科では応援しています。少し背伸びして、自主的に調査や設計・実務などいろいろな活動をすると、授業の中だけでは分からなかった新しい発見や感動が必ずあります。これまでにも、多くの先輩が、設計コンペやインターンシップ(就業体験研修)など自主活動を行って、一回り大きく成長しています。