2022年11月30日

  • 在学生

経営情報学部 経営総合学科 2年 森遼太さん

森さんメイン

プロフィール

森 遼太(モリ リョウタ)さん。経営情報学部 経営総合学科2年。東京都・宝仙学園高等学校出身。趣味はオンラインゲーム、読書、釣り。自然豊かで静かな場所が好きなので、登下校時に田園風景を眺めて癒やされている。

中部大学を選んだ理由

森さんお話中

「東京の実家を出て一人暮らしすることを望んでいたため、都外の大学を探していました。そんな折にテレビで中部大学の教授を拝見し、中部大学に興味を持ちました。経営情報学部を志望しようと思ったのは、社会福祉に役立つことで起業し、社会に貢献したいと高校生の頃から考えていたためです。以前、落ち込んでいたときにカウンセラーに助けてもらった経験もあり、いつか自分も困っている人に手を差し伸べられるような仕事がしたいので、経営情報学部で経営や経済などについて学んでいます」

学科での勉強内容

森さん勉強中

「まだ世の中にはない新しい事業を考案する『ビジネスプラン』のほか、貸借対照表や損益計算書などの決算書(財務諸表)について学ぶ『財務会計論』、為替相場や利子率の仕組みなどについて学ぶ『金融論』など、経営から社会に関することまで幅広く学んでいます。2年次の春学期には森岡孝文教授(経営総合学科)の『テーマゼミナール』を受講しました。この授業では、スティーブ・ジョブズ(Apple社の創業者)やジョン・ロックフェラー(米国の実業家)など海外の実業家、渋沢栄一や小林一三など日本の実業家について映像資料を見て学びました。起業願望がある私にとって、著名な実業家の生き方や考え方はとても大きな刺激となりました」

「志プロジェクト」(企業の求人パンフレットを制作するプロジェクト)で1位を獲得

「経営総合学科1年生対象の授業『社会連携B』の一環で『志プロジェクト』というものがあります。企業の求人パンフレットを制作するプロジェクトで、学生がグループに分かれて実際に企業を訪問し、社員にインタビューをするなどしてパンフレットを完成させ、学内で成果を発表するという授業です。ご協力いただいた企業は『株式会社橘一』『株式会社若鯱家』『株式会社ツーリストアイチ』『ダイドー株式会社』『清田産業株式会社』『株式会社アスカ総合鑑定』の6社でした。私たちのグループは、着物総合加工業の『株式会社橘一』の求人パンフレットを制作することになり、私はグループのリーダーを任され、一人一人に役割を指示しました。写真などの素材を集めて、パワーポイントを使って試行錯誤しながらの制作は想像以上に大変でしたが、メンバー全員で力を合わせました。その結果、最終発表では学生投票、企業投票ともに1位を獲得しました。1年生ながらも企業訪問ができ、社長に直接お話を伺えるという貴重な体験はとても有意義なものでした」

スチューデント・アシスタントとしての活躍

森さんSA

「SA(スチューデント・アシスタント)として教授の下で授業の補助をしています。私は趙偉教授(経営総合学科)から推薦を受けて、昨年受講した『社会連携B』(『志プロジェクト』)のSAになりました。授業では自分の体験をもとに1年生にアドバイスをしています。先日、1年生の引率として2社を企業訪問しました。訪問先では1年生の進行を補助しつつ、隙間時間に社長と会話することができました。また、ある企業で私が起業をしたい旨を話したところ、学生起業支援を行っている経営者を紹介してくださり、自分の夢に少し近づくことができました。さらに、起業願望がある1年生と知り合うこともでき、協力して何か事業を起こせないかと考えているところです。SAは自分にとって大きなプラスとなっているので引き受けてよかったと思っています」

今後の目標

森さん

「私の夢は日本の未来を少しでも明るくすることです。目先の目標は学内で事業を起こしたいと考えています。例えば、食堂の混雑状況が分かるアプリの開発やケータリングサービスを考案するなど、まずは大学内での困りごとを解決していきたいです。分からないことは先生方や学生起業支援事業を展開している企業の方に相談しつつ、実現に向けてまい進していきたいです」

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