2023年2月28日

  • 在学生

現代教育学部 幼児教育学科 2年 高井紗璃さん

高井さんメイン

プロフィール

高井 紗璃(タカイ サリ)さん。現代教育学部 幼児教育学科2年。愛知県立春日井南高等学校出身。趣味はライブやフェスに行くこと。主に邦楽ロックが好きで、最近は家族も巻き込んでフェスを楽しんでいる。

中部大学を選んだ理由

高井さんお話中

「幼い頃から、2歳下の妹の世話や近所の年下の子どもと遊ぶことが好きで、将来は保育士になりたいと考えていました。高校3年生の夏になり、保育士の資格が取得できるいくつかの大学のオープンキャンパスに参加しました。中部大学の現代教育学部は、保育士資格だけではなく、幼稚園教諭一種免許状も取得できるところに魅力を感じました。また、模擬保育室やピアノ室などの設備が充実しており、学舎もきれいなこと、広い図書館があることや学食のメニューが豊富なことなども自分が思い描いていた大学生活とマッチしていると感じ、志望しました」

学科での勉強内容

高井さん勉強中

「1年次は教育原理や教育心理学など、保育や教育の基礎を勉強しますが、表現活動(音楽・身体・造形)の授業では実際に体験しながら学ぶことが多いです。例えば、グループに分かれて楽曲を決め、対象年齢に合わせたリズムダンスの振り付けを考えます。対象年齢の発達レベルを理解しなければならない上に、アイデア力やグループの仲間との協力が不可欠なので、大変でしたが良い経験になりました。表現活動は子どもになりきって『遊んでみる』ことと、保育者として『どのように指導するか』の二役を通して学んでいきます。他にも乳児保育の授業では実際の赤ちゃんと同じくらいの約3,000グラムの人形を使用してお世話の仕方を学びます」

幼少期から続けているボーイスカウトで2021年度「富士スカウト章」を受章

「ボーイスカウトは小学2年生から始めましたが、もともと活発な性格だったこともあり、すぐに活動に夢中になり、現在まで続けています。高校3年生の時、今までの活動の集大成として『富士スカウト章』の取得を目標に決めました。この章はいくつかの条件を満たすことで取得できるのですが、その中の一つに『社会貢献などをテーマに自分自身で課題を設定し達成する』という項目があります。そこで、私は3つのSDGs活動を決めて取り組みました。1つ目はゼロハンガーチャレンジ(国連WFP協会が実施する食品ロス減、飢餓ゼロを目指すアクション)、2つ目は河川の清掃、3つ目は使わない文具を集めて外国に寄付するという活動です。この3つ目の活動では、自身の高校で全校生徒に放送やチラシを使って呼びかけ、最終的に3,337点の文具を集めることができました。こうした活動が評価され、2021年度に念願の『富士スカウト章』の栄誉を受けることができました。2022年3月には愛知県代表として内閣官房長官、文部科学大臣を表敬訪問する機会にも恵まれ、緊張しましたがとても貴重な体験となりました」

ボーイスカウトと学業の知識・経験を双方で生かす

「現在は18歳以上対象のローバースカウト隊に所属し、主に子どもたちの引率や指導をしています。また、日本スカウトジャンボリー愛知大会(2022年8月開催)では広報係を務めました。子どもたちの指導には、大学の授業で習ったゲームや声かけを生かすことができます。反対に、ボーイスカウトの活動で子どもたちと触れ合う機会が多いため、保育実習では子どもと積極的に関わることができました。また、大学の図書館は静かに集中できる環境が整っているため、テスト勉強やレポートの作成に使用することはもちろん、ボーイスカウトの資料作成のために使用することもあります。今後も大学生活とボーイスカウトの活動を互いに交差させることで、保育の学びに生かしていきたいです」

今後の目標

高井さん

「3年次からは大河内修教授(幼児教育学科)の研究室に所属します。将来はまだはっきり決めていませんが、児童養護施設の職員か、保育士を目指し、笑顔が絶えず、子どもにも保護者にも信頼してもらえる保育者になりたいです。目先の目標として、学内には他にもボーイスカウトに参加している学生がいるようなので、SDGsに関わる奉仕活動などを行うサークルを立ち上げたいと考えています」

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