2023年4月14日

  • 在学生

工学部 都市建設工学科 3年 和田耀介さん

和田さんメイン

プロフィール

和田 耀介(ワダ ヨウスケ)さん。工学部 都市建設工学科3年。滋賀県・光泉カトリック高等学校出身。趣味は漫画を読むこと、タブレットでデジタルイラストを描くこと。食べ物の好き嫌いはほとんどなく、最近は居酒屋のチキン南蛮がお気に入り。

中部大学を選んだ理由

和田さんお話中

「滋賀県の実家を出て暮らしてみたかったこともあり、親戚が住んでいる愛知県の大学を探しました。中部大学の大学案内パンフレットを読み、『有言実行』ではなく『不言実行(寡黙に物事を進め、やり遂げる)』という建学の精神に感銘を受けました。また、幼い頃から工作や絵を描くことが好きで、ものづくりに携わる仕事に憧れがあったことや父親が建築関係の仕事をしていたこともあり、道路やトンネルなどのインフラ整備に興味があったので都市建設工学科を志望しました」

学科での勉強内容

和田さん勉強中

「『構造力学』の授業では、橋などに使用されるトラス(構造体骨組の一種で、部材をピン接合して三角形を構成した骨組のこと)にどのように負荷が掛かるかなど物理の知識を学びます。『材料実験』では、円柱に固めたコンクリートブロックに圧力を掛け、どのくらいの力で粉砕するかを実験します。また、土や砂に含まれる水分量なども分析します。他にも、『都市計画』の授業では都市計画の概念・歴史・仕組み・実現手段や現代都市の魅力・課題・あり方などを学びます。大学の敷地内をトータルステーションという専用の機器を使用して測量する実習は、秋など過ごしやすい季節は気持ちが良く楽しいです。『測量学講義・実習Ⅱ』の授業では、ドローンを使った測量について学び、ドローンの操作方法を教えてもらいました」

コモンズサポーターとしての活躍

「中部大学には不言実行館の2・3階に『スチューデント・コモンズ』『ラーニング・コモンズ』という、学習や学生同士の交流などで自由に活用できる場所があります。テスト勉強などの学習はもちろん、プロジェクターを使ったプレゼンテーションを練習するなど、さまざまな使い方ができます。運営は『学生サポーター(コモンズサポーター)』と呼ばれる学生を中心に行っていて、私も2年生の春からサポーターとして活動しています。コモンズサポーター主催のイベントも年間を通していくつかあり、昨年は1年生向けのイベント『新1年生の森』で司会を務めたり、七夕やクリスマスなどの行事の準備に携わりました。サポーターの仕事は、自分たちで企画のアイデアを出したりチラシを作成するなど、主体性を磨くことができるため、これまで以上に出会いや経験が広がり、やってみてよかったと思います」

自分で取材・デザインをした「ちゅうぶらり」を発行

ちゅうぶらり冊子

「コモンズサポーターの活動で、大学周辺の飲食店の情報をまとめた冊子『ちゅうぶらり』を制作しました。1年生の皆さんをはじめ、中部大学の学生の皆さんにもっと大学周辺の魅力を知ってもらいたいという想いで作ったものです。2022年の夏と今年の3月にそれぞれ飲食店を訪問し、写真撮影などの取材をさせてもらいました。今年の3月に取材した飲食店については冊子のデザインも担当しました。デザインに関してはまだまだ勉強中ですが、これからも積極的に携わっていきたいです。完成した冊子は学生サポートセンターで配布していますので、ぜひ手に取って見てもらいたいです」

男子バスケットボール部の主将に

和田さん部活動

「中学からバスケットボール部に所属し、高校はバスケの強豪校へ進学しましたが、コロナの影響で全国大会を棄権するなど、思うようにいかなかったことも多くありました。現在も大学の男子バスケットボール部に所属していますが、今のところ、あまり良い成績は残せていません。今年4月からは主将を任せてもらえたので、何とかチームをまとめて、これまで以上の成績を収めるよう努力していきたいと思っています。部活動の先輩の知り合い(都市建設工学科でコモンズサポーターをしていた)を紹介してもらったことが、コモンズサポーターを始めるきっかけになったので、大学でも部活を続けて良かったと思っています」

今後の目標

和田さんプロフィール

「今年の夏頃からは岡本肇准教授(都市建設工学科)磯部友彦教授(同)服部敦教授(同)のいずれかの研究室に所属して、都市計画やまちづくりを学びたいと考えています。土木・建築に関する資格はもちろんのこと、色彩検定『2級』と『UC(色のユニバーサルデザイン)級』取得も目標にしています。コモンズサポーターではグループのリーダーを任されたため、主担当で企画を提案したいです。1年生の皆さん、コモンズサポーターにはさまざまな学部学科の学生が揃っていますので、大学生活の中で分からないことがあれば、私たちにも相談してくださいね」

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