2022年3月1日

  • 教員

人間力創成教育院語学教育プログラム(英語) 今村洋美先生

今村ひろみ先生

応用言語学、英語教育学が専門
世界の英語、英語能力テストの研究

プロフィール

今村 洋美(イマムラ ヒロミ)先生。南山大学大学院文学研究科修了。文学修士(南山大学)。岐阜女子大学、名古屋工業大学などの非常勤講師を経て、1989年4月中部大学に非常勤講師として着任。1991年4月専任講師となる。人間力創成教育院語学教育プログラム(英語)教授。

岐阜県生まれ。ご主人と2人暮らしで共働きであることもあり、ご主人も積極的に家事を分担している。趣味はピアノとゴルフで休日にはご主人とゴルフに出掛け、健康維持に努めている。

今村先生を Close Up!

先生の研究内容

「『応用言語学』、その中でも特に『社会言語学』と『世界の英語』についての研究を行っています。『社会言語学』とは、多様性に富む言葉とそれを生み出す地域、年齢、職業、民族、性別などの社会的要因について研究する学問のことです。1996年に発売された『社会言語学への招待:社会・文化・コミュニケーション』という本の中の第5章『言語の年齢差』を執筆した際は、中部大学の学生(5クラス、計150人)の協力を得て、年齢による言葉遣いの違いについて調査を行い、その結果をまとめました。また『世界の英語』では、世界のさまざまな国で共通語や公用語などとして使われている英語の歴史と現状や、発音・語彙(ごい)・文法などの言語的特徴について研究しています」

今村先生著書

先生が携わった本の一部。中段左端の『社会言語学への招待: 社会・文化・コミュニケーション 』(ミネルヴァ書房)はロングセラーで、現在も社会言語学を学ぶ人に読まれている。

研究を始めたきっかけ

「大学2年生の時に、言語学を担当されていた恩師の田中春美先生(南山大学名誉教授)が最初の授業で自己紹介をし、趣味のピアノについて話されました。私も子どもの頃からピアノに夢中で、当時は音楽大学の先生にレッスンを受けるくらい熱中していたため、同じ趣味を持つ田中先生の授業にとても興味が湧き、可能な限り先生の授業を受講しました。3年生でゼミを選択する際は迷わず田中先生のゼミを選び、大学院にも進学することになり、気が付くと先生と同じく大学で言語学を教える先生になっていました。現在も『World Englishes-世界の英語への招待』や『よくわかる社会言語学』などを一緒に執筆させていただくなど、ご指導いただいています」

今村先生
今村先生大学卒業式

南山大学大学院学位記授与式後(左から2人目が今村先生、中央が恩師の田中春美先生)

先生のこれまでの活躍と『田中オハイオ賞』の受賞

「2018年11月に中部大学と40年以上の交流があるオハイオ大学から『田中オハイオ賞』を受賞しました。私がこの賞をいただけたのは、今まで中部大学で英語短期研修プロジェクトの引率教員として参加学生の英語教育アドバイスに従事してきたこと、2017年に日本の外務省が推進している『カケハシ・プロジェクト』に中部大学が採択され、中部大学生23人と一緒にアメリカのミシガン州デトロイト市に行き、現地の大学や高校などで日本の魅力について英語で発表したことや在デトロイト日本総領事館へ表敬訪問を行ったことなどを評価していただいての受賞でした。中部大学には、このような世界で語学を学べる素晴らしいプログラムがたくさんあります。今後も多くの学生がさまざまなプログラムに挑戦し、視野を広げてもらいたいと思っています」

田中オハイオ賞スピーチ

オハイオ大学で受賞のスピーチをする今村先生

先生の学時代

「大学では1年生の時から茶道部に所属し、茶道の基本所作や作法などを習い、年に2、3回お茶会の開催をしていました。また茶道部の先生のご自宅へも個人的に習いに行き、先生が開催されている初釜などのお茶会に、年に数回参加していました。
大学2年生の時には約2カ月間ヨーロッパ語学研修旅行に参加し、ギリシャ、イタリア、スイス、ドイツ、オランダ、イギリス、フランスを巡りました。その中で、ドイツで1週間、イギリスで1カ月間のホームステイがあり、イギリスでホームステイをしていた時には、ロンドンの大学で英語の授業を受けることもできました。この研修中に、よく日本の文化について聞かれましたがあまり答えられず、もっと勉強しておけばよかったと反省しました。そのため、少しでも日本の文化について学ぼうと、帰国後すぐにお琴も習い始めました」

茶道部

南山大学茶道部の裏千家お茶会の様子(中央でお茶をたてているのが今村先生)

先生の趣味

「子どもの頃からピアノを弾くことが大好きで、親からは『勉強をおろそかにしなければいくらでもピアノを弾いていい』と言われていたため、ピアノを弾くために一生懸命勉強したことを覚えています。好きな曲は、ショパンの『ノクターン』や『ワルツ』で、よく弾いています。2017年の夏には、ショパンゆかりの地を巡る旅行に参加し、ポーランド共和国のワルシャワ郊外にあるショパンの生家や心臓が収められている聖十字架教会に行きました」

留学先

ヨーロッパ語学研修でイギリスに滞在中、パーティーでピアノを演奏

ショパン生家

ショパンの生家で

メッセージ

今村先生メッセージ

「私のお薦めの名言の1つに、『Chance favors the prepared mind.(チャンスは準備ができている人に訪れる)』があります。授業やクラブ活動などで出会う、先生や友人と語らうことで多くのことを吸収してほしいです。また、新型コロナウイルス感染症が落ち着き海外に自由に行けるようになったら、海外研修プログラムなどにも積極的に参加して海外の人と交流し視野を広げるなど、いろいろな事にチャレンジしてみてください。学生の間に十分に準備をすることで、社会に出てからチャンスをつかみ取れるようになってほしいです」

関連情報

新着記事