2022年2月21日

  • お知らせ

2021年度 現代教育学部 現代教育学科卒業 加藤 彩樺さん

加藤さんメイン画像

プロフィール

加藤彩樺さん。2021年度現代教育学部現代教育学科(中等教育国語数学専攻)を卒業。愛知県教員採用試験に合格。4月から愛知県内の中学校に数学教員として勤務予定。

中部大学への入学を志望した理由

教員になることを目指していたため、教職課程のある大学への入学を検討していました。高校の担任の先生に進路相談をした際に、地元だけでなく、県外へも目を向けることにより、自分の視野が広がるきっかけにもなるとのアドバイスをいただき、中部大学への入学を志望しました。

中部大学に入学して良かったこと

指導教授の先生からの勧めで、1・2年生で学習ボランティアに参加し、早い段階で教育現場を知ることができました。また、現代教育学科には「教員になる」という同じ夢を持った仲間がたくさんいます。その仲間と教育観を語ったり、一緒に勉強することにより、良い刺激になりました。

入学して力を注いだこと

「教育について知ること」「子どもたちの実態を知ること」「自分がどんな教育をしたいのか明確にすること」の3点です。講義や学習ボランティア時に気になったことを自分で調べたり、先生方に教えていただいたりして、習ったことをより深く理解するよう努めました。また、自分の専門(数学)以外の分野にも目を向けるよう努めました。子どもたちの実態を知るには、やはり現場を経験することが大切だと思い、学習ボランティアに参加しました。自分が目指す教育には何が必要で、何が足りないのかなどをしっかりと考えた上でボランティアや実習に行き、経験を積むことにより、自分なりの教育像をしっかりと描くことができたと思います。

教員を目指すきっかけ

中学3年生の時に、友達に「数学を教えてほしい」と言われ、一緒に勉強をした際に、その友達から「教え方がわかりやすい」と言われたことがきっかけです。その時に、「もっとたくさんの人に数学の良さを伝えたい」と思い、数学の教員を目指すようになりました。

教育実習でのエピソード

子どもたちが学びたい環境を先生が作られており、先生の指導の仕方で子どもたちは大きく成長することを肌で感じました。先生が楽しそうに授業をしていると、子どもたちも楽しんで授業を受けていたのが印象に残っています。また、学習の遅れがあったり、学習に取り組む意欲のない子どもに対し、粘り強く教えることにより、少しずつ勉強に取り組むことができるようになり、成長していく姿を見て、子どもに寄り添うことの大切さを学びました。

教員採用試験対策(サポート体制等)

教育実習センターでの面接練習や教員採用試験対策講座などがあります。特に教育実習センターでの面接練習は、実際の教員採用試験と同じように時間を計って行うため、時間内に自分の伝えたいことを整理して話すという練習になります。その際、先生方から適切なアドバイスも頂けます。繰り返し練習することにより、採用試験では緊張しながらも練習どおりに行うことができました。

後輩へのアドバイス

自分がどのような教師になりたいかを考えるのが大学での学びだと私は思います。良くも悪くも教育現場を知ることとなります。その中で、自分は誰にどんなことをしたいのかを明確にできると教員採用試験合格も近づくと思います。学ぶことを楽しんで頑張ってほしいです。

関連情報