2023年9月14日

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2023秋季企画展「松浦晃一郎コレクション(新規寄贈彫刻)―彫刻から見たアフリカ」展のお知らせ

館蔵のアフリカ彫刻コレクションのうち、近年の寄贈資料を中心に仮面や彫像34点を展示紹介します

案内リーフレット表面
リーフレット表面(クリックで開きます)
案内リーフレット裏面
リーフレット裏面

主催

中部大学民族資料博物館

場所

中部大学民族資料博物館(附属三浦記念図書館2階)

会期

2023年10月26日(木曜日)~12月15日(金曜日)

  • 平日午前9時30分~午後4時30分(入場は閉館の30分前まで)
  • 11月11日(土曜日)、11月25日(土曜日)は、大学催事「父母との集い」開催日につき特別開館(予定)

会場

中部大学民族資料博物館(シルクロード室)

対象・料金

入場無料
どなたでもご入場いただけます。

中部大学の松浦晃一郎コレクションについて

中部大学の松浦コレクションは、松浦晃一郎が外交官時代からユネスコ事務局長時代にかけてアフリカ各国を訪れた際に、現地で収集した祭礼用の仮面等の木彫約130点の資料群です。
中部大学には複数回にわたり寄贈を受け、本展示では、近年の受入れ資料を中心に展示紹介します。

アフリカ大陸のなかで、祭礼で仮面を用いる文化がみられるのは、主に赤道直下の熱帯気候の密林地帯の地域に多く集まっているといいます。
深い森は、長い間外部からの侵入を防ぎ、特有の精霊を信仰する伝統宗教を育みました。
松浦コレクションについては、特に西アフリカに関わるものが多いと推定され、本展示では、ギニア湾沿岸西部、同東部、および内陸部の主に3つのエリアごとに特徴的な資料を紹介。
祈りのために仮面に刻まれた素朴な表情は、「生」や「死」への畏怖を込めが込められ、どれも味わい深く、いつのまにか民族や言語の境界を越え「ヒト」の原点の存在性が提示されているかのような力強さとなって、観る人を惹きつけてやみません。

関連リンク

民族資料博物館の常設展示

中部大学民族資料博物館では、常設展示のアフリカ地域のコーナーにて松浦コレクションを展示紹介していますが、本企画展は、この常設展示とは別に、新たに寄贈を受けた新資料を別室の企画展会場にて一堂に集めてご覧いただきます。

本企画展へのお問い合わせ先

中部大学民族資料博物館
中部大学 学事部学事課(民族資料博物館担当)
電話(0568)51-9193直通/E-mail:minzoku@office.chubu.ac.jp