名古屋大学を代表機関、岐阜大学を共同実施機関として東海地方の8大学と13企業、国内外4機関が連携して進める世界的課題を解決する知の『開拓者』育成事業(T-GEx; Tokai Pathways to Global Excellence)の令和6年度T-GEx研究成果エキシビション―AI時代の教育と研究―の「未来社会ショートプレゼンテーション」において、生命健康科学部生命医科学科の新谷正嶺准教授が最優秀賞に、人文学部心理学科の田中秀紀教授がパッション賞に入賞しました。
研究成果エキシビションは、T-GExのフェロー・アソシエート・企業アソシエートが推進している先端研究に関して、これまでの研究成果および成果物を発表し、幅広い参加者(異なる専門分野の研究者あるいは研究者以外の方)に研究の意義を理解・共感すると共に、今後の発展に向けたアドバイスを受けることを目的としています。
生命健康科学部生命医科学科の新谷正嶺准教授、及び人文学部心理学科の田中秀紀教授は、令和6年度T-GExリトリート合宿における「未来社会ショートプレゼンテーション」で、即席のチームを組み、自身らの研究成果を社会に還元するアイデアを考案し、発表および質疑応答を行った結果、新谷准教授、田中教授のチームがそれぞれ今回の入賞となりました。



特別講演会

引き続き、今回は特別講演として、本学より理工学部AI・ロボティクス学科の藤吉弘亘教授から、AI時代における教育と研究の在り方について講演がありました。
世界的課題を解決する知の『開拓者』育成事業(T-GEx; Tokai Pathways to Global Excellence)について
事業概要
世界で活躍する研究者像と育成方針
T-GExが目指す育成者像は、「国」「業種」「分野」「文化」の壁を打ち破り、異なる領域の知と経験を縦横につなぎながら新たな課題に常に挑戦し、チームを牽引して世界的問題解決を実現する高度な知の「開拓者」です。世界的学術潮流をリードする国際・学際共同研究を展開したり、あるいは産学連携や起業を通じて社会のニーズに応えることで、イノベーション効果を広く産業や社会へと波及していくことが知の「開拓者」には期待されます。
取組の概略
名古屋大学を代表機関とし、岐阜大学を共同実施機関とするT-GExプログラムの主眼は、若手研究者が大型の国際的・学際的研究プロジェクトを牽引するPIや、産学連携や起業を国内外で活発に展開する高度人材など、自らの定める方向で成長していくことを支援し、これにより、次世代に対する「ロール・モデル」を輩出して、人材育成の好循環を作り出していくことです。このため、本プログラムでは東海圏内外の連携学術機関・企業とコンソーシアムを構築して、トランスファラブル・スキルの習得やネットワーク構築のための機会を提供し、テーラーメード型研究費の支給を通じて連携機関の若手研究者を巻き込んだ共同研究を促進していきます。また、男女共同参画・ダイバーシティの推進やデジタル化の加速のために、コンソーシアム内での研究環境整備にも取り組んでいます。
お問い合わせ先
受賞および研究内容について
新谷正嶺(中部大学 生命健康科学部 生命医科学科 准教授)
Eメール:shintani[at]isc.chubu.ac.jp ※アドレスの[at]は@に変更してください。
電話:0568-51-9180
田中秀紀(中部大学 人文学部 心理学科 教授)
Eメール:htanaka[at]isc.chubu.ac.jp ※アドレスの[at]は@に変更してください。
電話:0568-51-7393
報道に関するお問い合わせ先
中部大学 学園広報部広報課
Eメール:cuinfo[at]office.chubu.ac.jp ※アドレスの[at]は@に変更してください。
電話:0568-51-7638(直通)