学長メッセージ

未来を拓く、豊かな「人間力」を育む

お知らせ

    学長 前島正義
    学長 前島正義

    中部大学のキャンパスは濃尾平野を望む春日井の丘にあり、交通の便もよく周囲には自然が多く残されています。勉学に打ち込むには素晴らしい環境です。それにも増して重要なことは、深く、広い学びの場がここに集約されていることです。8つの学部、6つの大学院研究科は、文理医教(文系、理系、医療系、教育系)をカバーしつつ、国際社会やビジネス、多様な生物、生命・健康、現代の保育・教育、AI・データサイエンス、メディア情報といった、社会の重要課題を解きほぐすために必要な教育と研究を進めています。次の世界を担う世代として、それぞれの分野としての視点と実力を養っていただきたいと願っています。

    専門分野の学びに加えて多様な学問に触れることは、人類叡智の到達段階を学ぶ楽しみでもあり、未来を生き抜く力にもなります。物事を経済、社会、法律、心理、工学、生命など多面的に見る基礎になります。多くの社会的課題は多層的で複合的ですので、学問と専門の壁を越えて、課題を複眼的に見て解きほぐしていく能力を備えることに繋がります。

    本学は海外の大学と学生の交流、留学、共同研究を進めています。キャンパスの内外で国際的な視野と経験を積む機会も増えてきています。また、社会人のためのプログラムも用意されています。多様な人が集うキャンパスで、ともに学び合い、語らい、切磋琢磨することで、豊かな「人間力」が養われます。つまり、創立者の三浦幸平先生が掲げた、真に「あてになる人間」として飛び立ち、社会とご自身の未来を拓いていただきたい。中部大学はそのための場と時間を用意しています。

    学長 前島正義