近年、少子化の進行や共働き世帯の増加に伴い、妊娠・出産・育児と仕事の両立支援の重要性が高まっています。一方で、職場では妊娠・出産・育児を「個人の事情」として捉える意識が依然として残っており、制度は整備されていても心理的・文化的な要因から活用が進まないことや、男性の育児休業取得に関する理解やロールモデルの不足などが課題となっています。
こうした課題を踏まえ、本学では、当事者だけでなく上司や同僚を含めた職場全体の意識改革を図り、ライフイベントを組織全体で支える職場風土の醸成を目的として、2026年9月15日に「ライフイベント支援セミナー ~妊娠・出産・育児をみんなで学び・支え合う職場づくり~」を開催しました。
当日は、横手 直美准教授(生命健康科学部保健看護学科・助産師)を講師に迎え、「今どきの出産・育児の知識アップデート」「共働きカップルの育児のコツ」「孫育て10カ条/祖父母との付き合い方10カ条」などについて学びました。
また、赤ちゃんの抱っこ体験や妊婦体験を実施し、参加者は妊娠期や育児期における身体的・心理的な負担を体感しました。さらに、グループワークでは、それぞれの立場から「自分にできる支援」について意見交換を行い、妊娠・出産・育児を職場全体で支えるための具体的な行動について考える機会となりました。
セミナーの様子

妊婦体験


赤ちゃん抱っこ体験

グループワーク