都市建設工学科を知る卒業生からのメッセージです。

株式会社秋吉組 藤本 裕行
2006年度 土木工学科 卒業
学生時代は研究室での温かくも厳しい指導教員との関りを通じて、忍耐力と責任感を養いました。
また、学科の広報委員会をゼミの仲間と立ち上げ、学生や先生方の紹介を行うなど、考えを行動に移すことで、リーダーシップやコミュニケーション能力を向上させることができました。
さらに、先生やゼミの仲間と昼食を共にしながらの交流や、春日井納涼祭の花火を眺めながらの懇親会などを通じて、仲間との絆を深めることができ、貴重な経験となりました。
現在は春日井市内にある地元企業「株式会社秋吉組」に入社し、はや20年になります。
これまでに下水道工事、道路舗装、橋の補修、宅地造成など、さまざまな現場を経験してきました。
1つとして同じ現場はなく、現場ごとに工事内容や規模、発注者が異なるため、毎回新しい挑戦があります。
仕事は、書類を作るデスクワークと、実際に現場を動かすフィールドワークの両方があり、内勤業務と現場業務のバランスの良い仕事です。
仕事内容は、最初に現場の踏査や調査を行った後、施工計画からスタートし、現場施工管理(品質・安全・工程など)を行い、現場を完成させていきます。
苦労も多い仕事ですが、やっぱり一番の魅力は、工事の「完成したときの達成感」です。
自分が関わったライフラインや構造物が「形」として残り、それが人々の生活に役立っていくのを感じられるのは、大きなやりがいです。
モノづくりで地域社会の建設に貢献し、暮らしを支えることができる、そんな意義のある仕事に興味がある方には、心から面白いと感じられる職場だと思います。
<リンク>株式会社秋吉組

春日井市 米山 創
2010年度 都市建設工学科 卒業
◆春日井市の土土木技術者の仕事紹介
春日井市の土木技術者の仕事としては、大きく分けて3つの分野に分かれます。1つは都市計画や公共交通、区画整理などの「まちづくり」に関する仕事、2つ目は「上下水道」に関する仕事、3つ目は「道路・公園・河川など市が管理するインフラ」に関する仕事です。
私は、入庁当初は道路の建設・維持修繕に関する仕事に従事し、その後、景観・都市計画・公共交通の計画に関する仕事、現在はクリーンセンターの整備に関する仕事をしています。
春日井市の土木技術者の仕事は幅広く、計画から工事の監督まで様々な仕事があります。
私の経験ですが、地域住民と意見交換会を開催し、地域と一緒になって新たな交通手段を検討、そして運用を開始できたときは、充実感を覚えました。
春日井市の土木技術者の仕事は、幅広い分野の仕事があり、それぞれ地域のライフラインを守る、発展させる仕事です。
「やりがい」を見つけやすい魅力ある仕事だと感じています。
◆在学中を振り返ると・・・
私の在学中は、恥ずかしながら将来のことを考えず過ごし、4年生になってしまいました。
慌てて就活を開始しましたが、世の中にどのような仕事があるのか、具体的なイメージができない中で、様々な会社に応募していたと思います。
しかしながら、当時の先生方に相談にのっていただき、なんとか春日井市に入庁できましたが、入庁が決まるまではもっと早く準備しておけばよかったと後悔したのを覚えています。
また、仕事を始め、気が付いたことですが同じ市役所公務員でも、異なる雇用形態のところもあります。具体的には、春日井市のように、土木分野の中で広く配属がある市もあれば、下水道部局採用で上下水道局のみの配属となる市もあります。
自分に合った就活のためにも、少しでも早く活動し、様々な職場の話を聞く、体験することで、より良い選択や準備ができるのではないかと思います。
春日井市でもインターシップを募集しています。
HPで募集していますので、興味ある方は申し込みください。
<リンク>春日井市

名古屋高速道路公社 吉田 聖平
2011年度 都市建設工学科卒業
学生時代
大学1年生のとき、先生から「土木の仕事は公務員が一番面白い」と言われ、それ以来、漠然と公務員を目指す気持ちが高まりました。就職活動時には、ある市役所からの内定もいただきましたが、生まれ育った名古屋で働きたいという強い思いもあり、名古屋高速道路公社(以降、「公社」) (準公務員)への就職を決意しました。
地域社会を支える名古屋高速
公社は、名古屋高速道路の計画、設計、建設、維持管理などを担う、橋梁を主とした都市内高速道路のプロフェッショナル集団です。公社の事業は、名古屋市を中心とした都市内で常に圧倒的な規模感での都市土木であり、これほどの規模の事業を行っている自治体はほとんどないと思います。その分、様々な苦労はありますが、裏を返せば、土木技術者として腕を磨き、力を発揮できるやりがいのある職場だと思います。
私が思う公社の良さは、職場が名古屋市内のみで地域密着型であることや、分け隔てなく風通しの良い職場環境であるところです。興味がある方は、ぜひインターンシップに参加してみてください。
きっかけは些細なところに
今回このメッセージ掲載の話をいただき、「土木の仕事は公務員が一番面白い」という言葉を思い出しました。これが今の仕事を選ぶきっかけになったことは間違いありません。同様に、このメッセージを見て、土木業界や公社に興味を持つきっかけとなれば幸いです。
<リンク>名古屋高速道路公社

株式会社興栄コンサルタント 長尾佳幸
2010年度 都市建設工学科卒業
2012年度 建設工学専攻 博士前期課程 修了
学生時代の経験談と土木工学を学ぶ方へのメッセージ
私は大学、大学院で6年間建設分野を学びました。卒業後も建設コンサルタントに就職し、河川計画や構造物設計を行っています。在学過程でJABEEにより技術士補を取得し、先日技術士を取得することができました。技術士を取得することで社内・社外の評価が変わるとともに、仕事をする中で社会全般に目を向けた仕事ができるようなになったと感じています。
在学中のことを思い出しますと、研究で氾濫解析を研究し大変な時もありましたが楽しい思い出も多かったように思います。就職後も氾濫解析を用いた業務に関わることができ、過去の経験を生かすことができました。また、当時の就職活動の際もリーマンショックの影響のなかでも先生方が熱心にご助力いただけ、当時も高い就職率だったことも印象に残っております。
都市建設工学科で学ぶ建設という分野は、人々の豊かな生活の確保や災害から人々の暮らしを守るやりがいのある分野だと思います。現在または将来都市建設工学科で学ばれる方は、自分たちが社会をより良くするために学んでいるということを覚えていてほしいです。
<リンク>株式会社興栄コンサルタント

中日本建設コンサルタント株式会社 川井 望
2008年度 都市建設工学科卒業
2010年度 建設工学専攻 博士前期課程 修了
人々の生活基盤を支える建設コンサルタント
現在は主に上水道施設の計画・設計を担当しています。建設コンサルタントは都市建設工学科で学ぶことができる土質・水理・構造・コンクリートなどの土木建設工学の専門知識をフル活用ができる職業です。施設の設計にあたっては、大地震や水害にも耐えうるような構造物を構築することで、人々の生活基盤を守るという役割を大事に考えています。責任感が求められるとともに苦労もありますが、自身が設計・デザインを手掛けた施設が実際に構築された際の喜びはひとしおです。
大学院時代の経験を活かして技術士資格を取得
大学院では地盤研究室に所属し、研究活動を通して一つの分野について深く学ぶという経験を得ました。専門知識に加えて、課題への実務的な対応能力・応用力、主体性を持って取り組むというリーダーシップを身に着けることが出来ました。これらの専門知識やスキルをもとに建設コンサルタントで業務経験を積み、入社10年目で技術士(上下水道部門)、14年目で技術士(建設部門)に合格しました。現在は技術士資格を活かし、業務を総括する管理技術者の立場でも業務に取り組んでいます。先に述べたような能力やスキルは社会に出た際に必要とされますので、私は皆さんに大学院への進学をお薦めしたいと思います。
<リンク>中日本建設コンサルタント株式会社