産業経済研究所長からのメッセージ

お知らせ

    産業経済研究所は、1981(昭和56)年に設立された伝統ある研究所の一つです。当時、中部大学の前身である中部工業大学が総合大学化を目指す中、当研究所は、未来を見据え、経済、産業についての知見を深めるために研鑽を重ねていました。

    その結果、企業経営が情報科学・技術の進歩によって大きく変わっていくことを予想し、研究所設立約2年後の1984(昭和59)年に、当時、わが国でも先駆的であった経営とITを結ぶ「経営情報学部」を創設しました。

    そして、全国各地で活躍し、各部署で重要な職責を果している多くの卒業生を世に送り出してきています。このような先人が遺した未来性と実践性の両面を備えた研究機関として、当研究所は活動を続けています。

    我々の目指すものは、社会に認められる質の高い研究を企画・提案・実施することにより、情報発信をしていくことです。

    それには、我々は未来そして世界に目を開きオープンな問題意識を持ちつつ、足元の地域の産業発展や企業経営に具体的に役立つような研究を進めなければならないと考えています。

    実り多い未来社会を構築していくためにも、我々の思考と行動は、常に歴史的基盤に立脚し、ものごとの基礎を重視するとともに、政策的・戦略的であり、同時に問題解決的でなければならないのです。

    産業経済研究所長 澤村 隆秀

    研究