2018年度 中部大学教育活動顕彰制度 受賞コメント

お知らせ

    教育活動優秀賞 受賞者(50音順)

    名前をクリックすると教員情報が表示されます。

    阿部 仁 教授(経営情報学部経営総合学科)

    阿部 仁教授(経営総合学科

    このたびは2018年度教育活動優秀賞をいただき、ありがとうございました。非常に嬉しく思います。より良い教育・研究環境を提供してくださっている関係者の皆様、講義や指導に対してさまざまな意見やコメントをくれる学生の皆さんのお陰かと思います。心より御礼申し上げます。

    私は会計学に関連する科目を主に講義しています。実務の色彩が強く、企業の国際化やIT化の影響を強く受け、変化のスピードも早い分野であるため、日々、研究成果を反映しながらの講義を心がけています。またスマートフォンやネット環境が一般化し、ICTの進化も著しい現代社会において、どのような教育方法が学生の皆さんの興味を維持し、理解度を上げるのか、悩みながらの講義でもあります。

    今後も微力ながら、教育・研究活動で中部大学や社会に貢献できるよう、一層の努力を続けていきたいと思います。

    加々美 康彦 教授(国際関係学部国際学科)

    加々美康彦教授(国際学科)

    中部大学に赴任して丸10年を迎える節目に、2度目の教育活動優秀賞を頂くことができました。大変栄誉に感じますとともに、大変励みになります。有り難うございました。

    私にとって、評価対象年度の2018年度は、勤続10周年を前にして、教育・研究・管理運営のすべてにおいて、ややもすれば惰性で行いがちになる日々の仕事を総点検し、少しでもパフォーマンスを向上させるため積極的に改善を試みようと決意、実行した1年でした。

    口外したわけでもないこの密かな決意と行動を見逃すことなく評価して下さった学部同僚の先生がた、以心伝心でサポートして下さる学部事務スタッフの皆さん、私の授業・演習に熱心についてきてくれる学生諸君に囲まれて仕事ができることが、何より幸せです。本賞の受賞で、あらためて自分が恵まれた環境で仕事をしていることへの思いを強くしました。

    神田 昌枝 講師(工学部宇宙航空理工学科)

    神田昌枝講師(宇宙航空理工学科)

    この度は、2018年度教育活動優秀賞をいただきまして、誠にありがとうございます。このような名誉ある賞を頂けましたことは大変うれしく、光栄に存じます。今回の受賞は、日頃よりご指導、ご協力いただいている先生方や事務職員の方々のおかげです。この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。また、私の授業に耳を傾けてくれた学生の皆さんにもお礼の気持ちを伝えたいです。

    本学に赴任して3年間は、無我夢中で教育活動に取り組んでまいりました。まだまだ未熟なところは多いですが、素晴らしい授業をされている先生方の技術を参考にしながら、これからも改善の努力を続けます。この受賞を励みとし、これからも学生と共に向上していくよう日々精進いたします。ありがとうございました。

    清水 真 教授(経営情報学部経営総合学科)

    清水 真教授(経営総合学科)

    この度は2018年度教育活動優秀賞を賜り、大変光栄に存じます。日頃からご指導・ご協力いただいております本学の教職員の皆様方にお礼申し上げます。

    専門ゼミナールでは学生が就職後、即戦力として活躍できるよう「改善」と「創出」の2つのテーマで進めております。「改善」は企業経営における課題を発見し、解決(改善)策を企業に提案、「創出」はこれまでにないビジネスモデルを考え、コンテストに応募という2つの内容を企業の方々との協働で実施してきました。また、講義では難しい内容をやさしく、やさしい内容を深く教えられるよう努力しているつもりです。

    学生の皆さんが社会人になって、「あの講義を受講してよかった」と思い出してもらえるような講義になるよう、今後も精進したいと存じます。この度はありがとうございました。

    杉井 俊夫 教授(工学部建設工学科)

    杉井俊夫教授(工学部都市建設工学科)

    この度は、教育活動優秀賞をいただき、誠にありがとうございました。学生との距離感が年齢とともにどんどん離れていく中で、学生の親御さんと同じくらいの55歳を越えて本賞をいただけたことは、7年前の40代にいただいた以上に、感慨深く励みになります。

    近年、勉強から遠ざかっていた学生が、180度大きく変わっていく姿をみる機会が増えたように感じられるようになりました。実は、学生を別人のように成長させていく先生が身近におられ、私もそんな教員になれればと思っておりました。やっとこの数年前から、「どんな授業であっても丁寧に学生と向き合っていくこと」が必要条件であったと気づかされたところです。成長していく学生を見ると、どんなに辛い時でも勇気づけられます。これからも忙しさに感けず、丁寧に学生と向き合っていくことに努め、大学人として学生の成長の手助けになりたいと思います。

    寺澤 朝子 教授(経営情報学部経営総合学科)

    寺澤朝子教授(経営学部経営総合学科)

    この度、教育活動顕彰制度において、光栄にも教育活動優秀賞をいただきました。日頃お世話になっている関係者の皆様に心よりお礼を申し上げたいと存じます。本学で教え始めて、早くも20年以上経ちました。かつては学生と変わらない年齢であったのに、もはやしっかり親子ほどの年齢の開きとなりました。しかしながら、教授法についてはいまだに試行錯誤を続けております。

    ここ数年は予習にCUMOCを活用して授業の活性化を図っています。自由記述欄を利用して、160名以上の受講生の予習してきた内容を一覧し、ときに名前を紹介しながら、コメントを加えることで、学生に授業内容への関心を持ってもらうようにしています。

    時代の変化とともに、望ましい経営のあり方は変わっていきますし、働き方も大きく変化しています。受講生には、ビジネスの動向に関心を持ち、主体的に調べ、考えることの重要性も同時に伝えていきたいと願っています。

    中野 智章 教授(国際関係学部国際学科)

    中野智章教授(国際学科)

    この度は教育活動優秀賞を賜り、大変光栄に存じます。学生や教職員の皆さまの支えを頂いてのことと厚く御礼申し上げます。

    本学に着任して十年が過ぎ、良い節目となりました。二十数年前に初めて非常勤講師を務めたのもここ中部大でしたが、素直な学生が多く、教え甲斐があるという印象は変わっていません。指導にあたっては学生の顔と名前を覚え、個人レベルで接するよう心掛けています。

    国際関係学部には多様な関心やバックグラウンドを持った若者が集っており、非常に活気があります。それに応える教員の専門分野やフィールドとする地域もさまざまで、何か一方に偏るのではない、本物の国際を学べる場でありたいと皆が協力しているところです。全国には百を超える国際系の学部や学科がありますが、その中でも一番の老舗として、常に進化し続けるよう微力ながら取り組んで参る所存です。今後ともご教示ご鞭撻のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。

    饒村 修 准教授(工学部応用化学科)

    饒村 修准教授(工学部応用化学科)

    この度は、教育活動優秀賞を賜り誠にありがとうございます。日々の教育活動をこのように評価していただけましたことは大変嬉しく、光栄に存じます。

    中部大学に着任してちょうど10年が経ちました。学生時代には自分が教職に就くなどとは全く想像しておらず、塾や家庭教師のアルバイトすらしたことがありませんでした。しかし、幸いにも大学教員としての職を得て、日々授業運営に四苦八苦しながら、学生さんにわかったと実感してもらえる授業を目指して参りました。私がこのような賞をいただけましたのも、これまでご指導いただきました先生方と私の授業を受講してともに学んでくれた学生さん達のお陰であり、この場をお借りして感謝申し上げます。

    授業は未だ試行錯誤の毎日であり、こちらの意図が伝わっていないと思うこともしばしばです。少しでも多くの学生さんに「わかった」と感じてもらえるよう、今後もより一層授業改善に努めて参りたいと思います。

    宮下 浩二 教授(生命健康科学部理学療法学科)

    宮下浩二教授(理学療法学科)

    この度は2度目の表彰をいただき、感謝申し上げます。

    昨年までの大学教育研究センターから大学企画室高等教育推進部に移行した今に至るまで、多くのFD関連行事に関わらせていただきました。業務ではありますが、一方で非常に多くのことを学ぶことができる状況にあることに感謝申し上げます。3年前よりも知識は少し蓄積できたとは思いますが、それを学生教育にどれだけ反映できているかを振り返ると決して十分とは言い難い現実があります。学生にはよく「答えが出ない問題」に取り組むことの重要性や難しさを話しますが、授業も全く同じと実感します。そのため今後もFD活動に励みながら少しでも学生にその恩恵が届くように尽力したいと思います。改めて今回はありがとうございました。

    山下 隆義 准教授(工学部情報工学科)

    山下隆義准教授(情報工学科)

    このたびは教育活動優秀賞を授与いただき、誠にありがとうございます。日頃からご指導いただいております情報工学科の先生方,ならびに日頃から教育研究活動を支えてくれているみなさまに心より感謝いたします。

    私は、12年間企業で研究開発に携わり、2014年度から中部大学に着任しております。その経験を踏まえ、講義でのモットーは「学生に興味を持たせる」ということです。一部の学生は、単位を取ることが目的となっており、学問を習得するということまで至っておりません。また、学んだ知識をどこで活かせるかわかっていません。なので、この知識はどのような分野で、そして商品で使われているのかを具体的に伝え、活用する場面をイメージさせることで、興味を持たせるように心がけています。

    今後も教育、研究活動を通して、学生が多くのことに興味を持つよう鋭意努力していきたいと思います。

    山本 和男 教授(工学部電気電子システム工学科)

    山本和男教授(電気電子システム工学科)

    この度は、教育活動優秀賞を賜り、誠にありがとうございます。

    本学着任後、1年目の2012年、3年目の2015年に同賞を受賞し、今回(2018年)が3回目の受賞となります。当時を思い浮かべると、着任当初は、授業の準備に明け暮れていたように思えます。学科の計らいにより電気系の基礎科目を担当させていただき、受講生が私の授業が原因で勉学につまずいてはいけないとの思いが強く、授業の準備に必死であったのをおぼえています。それから6年が経過し、これまでの経験を糧に、授業方法に様々な工夫を加える事ができるようになりました。授業アンケートでは、学生からも授業を改善するための様々なアイデアをいただくことができ、それも授業改善に積極的に採用してきました。今回の受賞も、そのような改善が実を結んだのではと考えております。

    まだまだ教員として、これまで過ごしてきた時間よりも今後の時間の方が長い年齢であります。今回の受賞を励みに引き続き努力を重ねていきます。

    余川 弘至 講師(工学部都市建設工学科)

    余川弘至講師(工学部都市建設工学科)

    2014年中部大学に赴任し、5年目にしてやっと教育活動優秀賞を受賞するに至りました。誠にありがとうございます。これも、都市建設工学科をはじめとする教職員の皆様のご支援とご指導があってのことと深く感謝しております。授業アンケートへの記入などで授業改善に協力してくれた学生の皆様にも感謝いたします。

    講義では自分自身が学生時代につまずいた点を中心にわかりやすく伝えることを意識し、専門的な知識を身に着け、深く理解してもらうことはもちろん、学生自身で考えることができるような内容になるよう工夫もしてきました。これらの点が評価されたものと考えております。

    どのようにしたらさらに「魅力ある授業」となるか、試行錯誤を重ねながら今後もより一層努力をして参りたいと存じます。ありがとうございました。

    教育活動特別賞

    神田 昌枝 講師(工学部宇宙航空理工学科)

    神田昌枝講師(宇宙航空理工学科)

    この度は、教育活動特別賞という栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。この受賞は私だけではなく、日頃からチャレンジ・サイト「スペースガールズ」を支えて下さった宇宙航空理工学科の先生方、教職員の皆様方のご協力、ご支援によるものです。この場をお借りして、皆さまに深く感謝申し上げます。またスペースガールズを立ち上げた一期生の学生たちがいなければ、このような賞をいただくことができませんでした。スペースガールズの学生たちにも感謝しております。

    宇宙航空理工学科は2018年度にスタートし、一期生を迎える前から「学生にとって何が大事か」を考え、教員一人一人が試行錯誤してきました。一年生のうちからたくさんチャレンジして経験を積んでほしいと思い、様々なことに挑戦しました。その過程で、学生と一緒に私自身も成長できた一年間でした。学生が何かに取り組み、成長を実感できたときの喜びは、かけがえのないものです。今後も学生が何かに挑戦できるよう、支援を続けていきたいと思っています。

    中部大学について