就職・進学の支援と実績

お知らせ

    進学

    心理の専門職であるカウンセラーを目指す場合、大学院に進学して公認心理師・臨床心理士の資格を取得する必要があります。そのため、毎年一定数の先輩が公認心理師資格取得に対応した大学院や臨床心理士の指定大学院に進学し、専門職に就くための勉強を続けています。また、ソーシャルワーカーを目指し、福祉・医療系の専門学校に進学する先輩もいます。

    主な進学先

    京都大学大学院・九州大学大学院・愛知教育大学大学院・鳴門教育大学大学院・京都教育大学大学院・中部大学大学院・愛知淑徳大学大学院・椙山女学園大学大学院・愛知学院大学大学院・日本福祉大学大学院・仏教大学大学院・人間環境大学大学院・名古屋医専・あいち福祉医療専門学校・日本福祉大学中央専門学校

    就職

    2021年度卒業生の就職内定率は、98.6%でした(2023年3月10日現在)。

    心理学科を卒業した後は、一般企業に就職する先輩が多いです。業種は多岐にわたりますが、サービス(病院、福祉施設、協同組合、郵便局、学校、学習塾、美容、デザインなど)と、流通(スーパー、レストラン、衣服、自動車販売、家具、薬局など)が全体の3分の2を占め、その他は、メーカー(印刷、一般機器、金属製品など)、商社(機械器具、医薬、金属、建材など)、建設業(建築、設備工事、住宅など)、輸送(陸上、物流など)、金融(信用金庫、証券業、生命保険など)が目立ちます。また、県職員や市職員、警察官や消防職員など、公務員として働いている先輩もいます。

    主な就職先

    刈谷豊田総合病院、岐阜信用金庫、東濃信用 金庫、丸八証券(株)、住友生命(相)、日本生命(相)、JAひだ、日本郵便(株)、名古屋鉄道(株)、社会福祉法人愛生福祉会、積水ハウス(株)、フジパングループ本社(株)、(株)スギ薬局、中北薬品(株)、中央出版(株)、豊和工業(株)、(株)丸和運輸機関、ヤマト運輸(株)、(株)東北新社、矢崎総業(株)、(株)名古屋東急ホテル、(株)エイチ・アイ・エス、オーエスジー(株)、 グリー(株)、(株)ティーガイア、(株)コーセー、(株)ツーリストアイチ、(株)テイクアンドギヴ・ニーズ、中日本フード(株)、上新電気(株)、岐阜トヨタ自動車(株)、東海マツダ販売(株)、電子シ ステム(株)、愛知県警察本部、岐阜県警察本部、掛川市役所、袋井市役所、幸田町役場、中 学校教諭 他

    就職

    みなさんの多くは、大学を卒業した後、どこかの企業に就職し、社会人として生活していくことを希望しているのではないかと思います。しかし、大学に進学すれば、自動的に就職先が決まるわけではありません。みなさん自身が主役となって、「就職活動」を行う必要があります。就職活動は、通常、自分の性格にあった業種や職種について考え、就職したい企業をリストアップするところからはじめます。そして、目指す企業が決まったら、自分で履歴書を書いて、その企業に応募します。しかし、応募したらそのまま採用してもらえる訳ではなく、書類選考、筆記試験、面接などの選抜を受けることになります。そして、不採用になった場合、また別の企業を探して、新しく応募しなおさなければなりません。そのため、ぼんやりしていると、自分だけ就職先が決まらないまま、卒業式を迎えてしまうという結果にもなりかねません。企業の採用活動は、大学3年生の3月から本格化しますので、そこまでに就職活動に必要な準備をしっかり終わらせておくことが重要です。そこで、中部大学の心理学科では、本学科に進学するみなさんのために心理学特別講義科目「キャリアディベロップメント特講A・B」を用意しました。この特別講義では、現場経験が豊富な教員を招いて個別面談を行うなど、「文系の学生が就職活動を行う前に最低限身につけなければならないこと」を効率的に学び、キャリアに対する興味や関心を伸ばし、自信をもって就職活動に取り組むことができます。また、就職活動について悩んでいることがあれば、キャリア支援課の職員のみなさんがいつでも相談に乗ってくれます。

    心理学科独自の就職支援

    中部大学の心理学科には、「キャリア発達」を専門に研究している先生がいます。そこで心理学科では、キャリア支援課が実施するプログラムや「キャリアディベロップメント特講A・B」に加えて、心理学の最新の知見に基づく独自の就職支援を実施しています。この独自の支援を開始した2013年度より心理学科の就職率が90%を超えるなど、現在に至るまで大きな成果をあげています。これまでに行ってきた主な支援活動を以下に紹介します。

    1.就活スタートダッシュ講座

    就職活動は、企業の採用活動が最も活発化している時期に集中的に行うことが重要です。そこで、企業の採用活動が本格化する時期に合わせて、「中部大学の心理学科の学生であることの利点」を就職活動で活かす方法を学ぶ体験型の就活支援講座を行っています。2015年3月に行われた本講座には心理学科の就職希望者の80%以上が参加し、パソコンで自分が受けたい企業の情報を個別に調べながら、自分の魅力が伝わる効果的なアピール方法を講師の先生と一緒に考えました。

    2.個別キャリア相談会

    就職活動を実際に始めてみると、思ってもみなかった障害にぶつかり、どうしたらよいのかわからなくなってしまうことがよくあります。中部大学の心理学科では、そのようなとき、就職活動中の悩みをプロのキャリア・カウンセラーの先生に1対1でじっくり相談できる支援プログラムを用意しています。相談は1人あたり1時間の予約制ですので、就職活動の悩みについて周りの目を気にせず自由に話すことができます。就職活動に疲れて何をしたらよいのかわからなくなってしまっている人や、なかなか内定がでずに苦しんでいる人が参加し、1人1人の現状にあったオーダーメイドのアドバイスを貰いながら、新たな気持ちで就職活動に取り組んでいます。