保健看護学科の特長

総合大学と生命健康科学部という新しい枠組みの中で新しい役割を担う「看護師」「保健師」をめざしてほしい

お知らせ

    21世紀型の医療は、急性期の疾病を対象とするキュア(cure)型の高度医療と、生活習慣病に代表される慢性疾患を抱える人々や予備軍といわれている人々への疾病予防を含めたケア(care)型の地域医療とに2極分化して発展しています。このような医療を受ける人々は健康障害のレベルによってどちらの医療も必要としています。

    保健看護学科の特長

    保健看護学科は、21世紀型の新しい医療に適切に対応できる看護師や保健師の育成を目的としています。そのためには、高度医療にも地域医療にも対応できる専門性と、人間の尊厳を基盤とする倫理観、専門職としての自律性とリーダーシップおよびマネジメント能力などの基礎を学修する必要があります。さらにそれらについて、病院や保健施設、訪問看護ステーションなどでの臨地実習によって認識を深め、心のふれあいを大切にした実践能力を高めていきます。

    本学は、一つのキャンパスに7学部を擁し、他学部との交流が盛んに行われています。また、生命健康科学部に所属する他学科との合同授業も多く組まれ、より豊かな人間性を培い、コミュニケーション能力や他の専門職との連携をはかるコーディネーション能力の基礎を養うことが出来ます。

    保健看護学科の特長-2

    保健看護学科では、皆さんが21世紀型の医療に貢献する看護職者をめざして勉学に励んで頂くために、優れた教授陣と充実した学習環境(特に学内の実習室やセルフトレーニングラボなど)を整えて、教育に鋭意努力しています。カリキュラムは、専門基礎、看護介入、実践、看護発展の各領域において、段階を追って学習できるように構成されています。「基礎・成人看護学」、「地域・在宅・老年・精神看護学」、「母性・小児看護学」専用の実習室には、最新の学内実習用の機器とモデル人形を用意しました。また、当学科の特色として、学外実習を円滑に図るために「看護実習センター」を設けています。皆さんが、本学のメリットを十分に生かしながら有意義な学生生活を送って、新しい医療に対応できる看護職者に育って行かれることを切に願ってやみません。卒業後は病院や訪問看護ステーション、保健所や保健センター、学校など、幅広い分野での活躍が期待されています。