職業実践力育成プログラム(BP)に認定された大学院で学ぶ
職業実践力育成プログラム(BP)とは、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを文部科学大臣が認定するものです。本学大学院生命健康科学研究科 看護学専攻とリハビリテーション学専攻は、本プログラムに認定されています。
看護学専攻
中部大学大学院 生命健康科学研究科 看護学専攻では、総合看護学領域(看護教育、看護管理)、生活支援看護学領域(療養支援看護、精神看護、地域保健看護)、発達看護学領域(小児看護、母性看護)の3領域7分野で構成され、分野および専攻を超えて科目を履修できます。修了時には、看護学に関する理論に基づく科学的な思考力、看護専門職としての研究能力、予防とQOLの視点を備えた総合的判断力と実践能力を得て、修士(看護学)の学位を取得できます。また各自のニーズに応じ、高度な専門性と実践力、指導的マネジメント力、教育能力の修得や、養護教諭1種免許状保有者は専修免許状を取得できます。
指導教員
大学院で学びたい研究内容・テーマについて、教員情報から調べることができます。
プログラムの対象者
- 実務に携わる看護師・助産師・保健師・養護教諭の方
- 保健・医療・福祉・介護・教育分野の看護職で管理的・指導的立場を目指す方
- 保健師助産師看護師学校養成所で教育業務に従事している方
リハビリテーション学専攻
中部大学大学院 生命健康科学研究科 リハビリテーション学専攻では、リハビリテーション医療を牽引できる高い専門性と総合力・研究開発力を身につけた質の高い高度専門職(理学療法士及び作業療法士など)を育成することを目的とした2年間の教育課程です。本専攻では、一人ひとりの個性、学習意欲、将来の目標、学習歴に配慮した教育研究指導を行っています。講義は、主に夜間・土曜日と遠隔授業で開講しており、社会人に対しても、柔軟に学修機会を提供しています。研究指導教員のほとんどが実務家教員であるため、実践的な臨床活動を研究テーマに取り上げることができます。
指導教員
大学院で学びたい研究内容・テーマについて、教員情報から調べることができます。
プログラムの対象者
- 理学療法士、作業療法士等でリハビリテーションの仕事に従事している方
- リハビリテーションの関連領域おいて医療または心理学の仕事に従事している方
- 理学療法士・作業療法士等の養成校で教育の仕事に従事している方
5つのポイント
1.厚生労働省 教育訓練給付制度(専門実践教育訓練講座)に指定
年間最大40万円の教育訓練給付が受けられる場合(※)があります。受給には修業年限や雇用保険の加入状況による制限があるため、事前に居住地域のハローワークヘの相談が必要です。
- リハビリテーション学専攻のみ対象
2.夜間・土曜開講&遠隔授業
講義科目の多くは夜間・土曜日に開講し、遠隔授業(Zoom)も活用しています。社会人の方でも無理のない通学頻度で単位の取得が可能です。
3.卒業後に養成校の教員を目指せる
学校養成施設指定規則の専任教員の項に示された「教育学に関する科目(4単位)」を開講していますので、教職を目指している方にも注目されています。
※実際の就職には、採用される養成校での審査が必要です。
4.年間20万円程度の研究費助成
大学院生1人当たり年間20万円程度(前年度実績)の中部大学独自研究費助成があります。
5.さらに研究を深める 博士後期課程への進学
研究指導教員が本研究科 生命医科学専攻 博士後期課程 を兼任している場合、その教員の指導の下で研究の継続が可能となり、博士(生命医科学)取得を目指すことも可能です。
専門実践教育訓練給付金支給申請について
本学では、専門実践教育訓練給付金(※)の申請は受け付けておりません。申請手続は、受講開始日の1か月前までに居住地域のハローワークへ行う必要があります。本学大学院への出願前に、受給資格の有無、申請期日等の詳細について、居住地域のハローワークでご相談ください。
- リハビリテーション学専攻のみ対象
申請期日
受講開始日の1か月前
※中部大学大学院の受講開始日(入学式)は例年4月1日です。
お問い合わせ
中部大学大学院 生命健康科学研究科 事務室
jimu-seimei@office.chubu.ac.jp