2022年10月20日

  • 学生の活動

「クマのプーさん」展を訪れて(特派員Y.H)

Web特派員

2022年10月20日、私達伊藤裕子先生のゼミ生は、ゼミのコンセプトである英文学研究の一環として、名古屋市美術館で開催されていた「クマのプーさん」展を訪れた。

【国際】Web特派員「くまのプーさん」展を訪れて01

会場内では、A・A・ミルン(1882-1956)による原作『クマのプーさん』(Winnie-the-Pooh,1926年初版)の様々な原画や実物の原作小説、作品内のアイテムを模した展示物や、プーさんの話が掲載された当時の新聞記事など、幅広い貴重な資料が展示されていた。Disney作品『くまのプーさん』にあるように、絵本に書かれたアルファベットの大文字A~Zをモチーフにして展示品を解説する仕組みが施されていたりと、遊び心溢れるものであった。

今回の原画展で初めてプーさんの原作に触れたゼミ生は、新鮮な印象を持ったようだ。「Disney作品とは絵のタッチやキャラクターの大きさが全く違っていた」、「そもそもキャラクターの原画モデルがぬいぐるみであったことに驚いた」、「幼児語をふんだんに使用した様々な言葉遊びが印象的だった」、「プロジェクターを使用して、天井に吊るした白いレースに『100エーカーの森』のモデルであるアッシュダウンの森の映像を流していて凄く良いと感じた」、「プーさんを『頭の悪いクマ』と罵倒しておきながら直後に『勇気のあるクマ』と称賛の言葉を入れているのが面白かった」など、様々な視点からの感想があった。

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