プロフィール
門脇亮太さん。2022年度現代教育学部現代教育学科(中等教育国語数学専攻)を卒業。4月から株式会社さなるで塾講師として勤務予定。
中部大学への入学を志望した理由
私が中部大学への入学を志望した理由は、教育について学びたいと思ったからです。様々な大学の中から選択していく中で、中部大学には教育実習センターという施設があることをオープンキャンパスで知りました。センターには教育のスペシャリストの先生が在籍しておられるので、教員採用試験対策だけでなく教育の現状について教えていただけるため、そのことも自分の学びに繋がると考えました。
高校生までの私は教師に対して疑問しかありませんでした。良い先生が多い中で、反面教師になるような先生も多くいました。なぜこのように大きな違いが生まれるのかという疑問を持ち、教育について深く学びたいという思いから、教育のための施設が充実している中部大学への入学を志望しました。
中部大学に入学して良かったこと
様々な場面で教育について知ることができる点です。私の場合、先生からの勧めもあり、1・2年生で学校ボランティアに参加し、早い段階で教育現場を知ることができました。その経験を基に教育実習の場に臨むことができるため、自信にも繋がりました。その他にも、学生が主体となって行う様々な活動などがあり、授業以外でも教育に携われる点が多いと感じました。
入学して力を注いだこと
「教育について知ること」と「子どもたちの実態を知ること」の2点です。
例えば、講義や学生ボランティアの時に気になったことを自分で調べたり、先生方に教えていただいたりして、習ったことをより深く理解するよう努めました。また、自分の専門(数学)以外の分野にも目を向けるよう努めました。
子どもたちの実態を知るには、やはり現場を経験することが大切だと思い、学生ボランティアに参加しました。自分が目指す教育には何が必要で、何が足りないのかなどをしっかりと考えた上でボランティアや実習に行き、経験を積むことにより、自分なりの教育像をしっかりと描くことができたと思います。
一般就職へ方向転換した時期・きっかけ
教員を目指して日々勉強していく中で、ふと大学生活でしかできないことをしたいと思いました。今しかできないことを探している中で一つ見つけたものが「就職活動」でした。そんな軽い気持ちで始めたのですが、会社説明会や面接を通して「働いてみたい」という気持ちが強く湧き、そのまま一般就職へと方向転換しました。
現代教育学部に入学して、将来活かせる経験
私は現代教育学部に入学して、様々な教員の考え方に触れることができたと思っています。そして、講義や教育実習を通して、自分なりの教育像について考えていくことができました。その経験を基に、社会人としての職業だけでなく、これから先に関わる人への接し方についても活用することができると思っています。
後輩へのアドバイス
学生生活の中で、自分が「どのような社会人になりたいか」を考えるのが大学での学びだと私は思います。
現代教育学部に入学する学生は、教員を目指して入学する人が多くいると考えています。講義や学生ボランティア、教育実習などの様々な場面を通して、今までは見えなかった教育現場の部分を良くも悪くも知ることとなります。その中で、「自分は教師に向いているのか」「自分は誰にどんなことをしたいのか」を明確にするためにも自己分析をすること、つまり、自分の将来について考えることこそが学生生活だと思います。現代教育学部では、教員以外にも一般就職、大学院進学など様々な選択肢があります。限られた学生生活の中で多くのことを学び、楽しんで頑張ってほしいです。