2023年7月12日

  • 学生の活動

トルコのチャナッカレ・オンセキズ・マルト大学の学生たちと交流しました(特派員:中山ゼミ+α)

Web特派員

6月19日、トルコ研究をしている中山研究室のゼミ生+トルコに関心のある学部生・教員らとともに、トルコから来日した、チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学の学生・引率の先生と交流しました。

【国際】トルコ交流記事01

トルコの学生たちと日本の文化や歴史や食について話しあったあと、一緒にご飯を食べに行き、とても有意義な時間を過ごしました。

【国際】トルコ交流記事02

ここからは、参加した一人一人の学生が感じたこと、思ったことをあげていきます。食、文化、宗教だけではなく、様々な角度から知って驚いた日本とトルコの差や共通点がたくさんありました。

「初対面でしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。最初に、スラングを使いこなす程に日本語が堪能な、みなさんの語学力に驚きました。趣味や身の回りのことをお聞きすることで、トルコの若者は日本の若者と変わらない暮らしを送っているのだと感じました。文章を読むだけでは分からない、生の声を聞けた良い機会だったと思います。」(N.S.)

「交流会以前のトルコのイメージはケバブやトルコアイスといった食べ物だけで、それ以外のことは何も知りませんでしたが、交流会を通して宗教やトルコ人の恋愛観といった教科書では学ぶことのできないことをたくさん学びました。そしてトルコ人は他文化を受け入れることにすごく寛容な国だと感じました。また参加する機会があれば嬉しく思います。ありがとうございました。」(S.A.)

「6月19日、トルコの日本学科に在籍する大学生と食事をする機会があり、日本のことやトルコのことについて話を聞くことができました。私はあまり積極的に人と話すことができないタイプなので、最初のほうは他の日本人学生がトルコ人学生と会話しているところを見ながら相槌を打っているだけでしたが、トルコ人学生は全員が積極的に会話に参加し、自分から話題を作っていて素晴らしいと思いました。また、趣味の話だけではなく学問的な会話も多く行われていて、彼らの日本語力にはもちろん、大学生としての優秀さにも驚かされました。」(I.S.)

「留学生たちは本当に日本語が上手で、恋愛や映画、アニメ、歌の話をしました。日本人の自分でも知らないような日本語のアニメとか歌とかを聞きました。日本語が上手だったら、つい『日本語上手ですね!』って言ってしまいますが、留学生たちはその言葉はあまり嬉しくないと言っていました。『日本人ですか?』って言われるのが1番の褒め言葉らしいです。あと、イスラムについての個人的な質問や疑問に対してトルコ人の先生とほぼ一対一のかたちでお話しできたのが良かったです。先生から見た、イスラム教についての意見や話を飲みの席で、たくさん聞けたということがよかったです。その話はすごく自分の為になったしよく理解できました。このような形でトルコ人と関われることは、ほとんどない機会だしいろんな話を聞いたり、教えたりすることがたのしく正に文化を感じられました。ほんとうに参加してよかったです。」(A.N.)

「『日本人の心に入り込むのは難しい』という言葉が一番印象に残っている。本音と建前とか友達と知り合いの差とか人によって違いすぎてよくわからないのだそうで、言葉の端々で感じ取らなければならない感覚が日本語を勉強しただけでは駄目だと言っていた。また日本人の優しさが心からなのか礼儀としてやっていることなのかも区別がつきにくいらしい。私は優しさにそんな区別はいらないのではないかと話した。なるほど素敵な考えだと言ってくれた。さらに、ごめんなさいとありがとうについても話した。ごめんなさいと言われるよりありがとうと言われる方が嬉しいのは日本人だけではないようで嬉しかった。早速今日はありがとうございますとメッセージをくれて離れたところでもそこからまた話が広がっていくのが楽しかった。」(O.K.)

「私は、トルコ人との二日間の交流を通して様々なことを話し、学んだ。その中でも1番印象に残っている話は、トルコで男の人が女の人をナンパすると、周りの男達にボコボコにされるという話だ。日本ではナンパをしても周りの人は何も言ってこないのでナンパをしている人は割と多いが、トルコではナンパをすると周りの人に攻撃されるので簡単にナンパをできないのだそうだ。そこに文化の違いを感じた。」(O.R.)

「トルコ人との交流を通して印象を持った事はトルコ人の方が自分達より日本の文化や歴史に詳しくその物に対する探究心があるという事です。自分達なら東京や大阪といった都会に目を惹かれがちですが、彼らは京都のお寺や奈良の大仏といった歴史的建造物などにも興味を持っており、逆に東京などは歴史的建造物などがあまり無い為興味がないと言っていました。日本の歴史的建造物などに目を向けている彼らから、その良さに改めて気づく事が出来た良い機会となりました。」(I.S.)

「私が、トルコ人と交流をして印象に残っていることは、日本のアニメがトルコでも流行っていることでした。『NARUTO』や『ワンピース』、『鬼滅の刃』、『スラムダンク』などの作品を読んで、ネイティブな日本語を学んだという話を聞いて、日本の作品が日本語を知るきっかけになっていることにとても驚きました。」(U.S.)

【国際】トルコ交流記事03
【国際】トルコ交流記事04

なお、この交流会は次のツイッターにも記載されています。ご参考まで。

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