環境保全教育研究センターの農業・林業再生ユニットの上野薫准教授(応用生物学部 環境生物科学科)、竹島喜芳准教授(国際GISセンター)、上野吉一特任講師(中部高等学術研究所)、環境生物科学科の学生有志と卒業生が中心となり、『里山サークル』が発足しました。本活動では、里山の利活用に関する現地作業を通して、里山の生態系や森林管理、森林資源の持続的な利用に関わる知識と経験を重ねながら、『怪我をしない』『話し合って決める』『責任のある行動をする』を約束に、自ら考え提案し、行動できる人材育成を目指します。
2023年10月に開催された初回には、環境保全教育研究センター長の牛田一成教授(応用生物学部長、環境生物科学科)、古澤礼太准教授(国際ESD・SDGsセンター、中部高等学術研究所、大学院 国際人間学研究科)もかけつけ、教員4名、環境生物科学科の学生有志10名、サポートスタッフとして環境生物科学科の学生・OB5名を含む合計19名が参加しました。
![第一回里山サークルの集合写真](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-01.jpg)
当日は『日本の森林の現状』に関する講義のあとで、プロの方から説明を受けながら現地作業(間伐材の搬出体験など)を行いました。
![サークル趣旨の説明](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-012.jpg)
![グループワーク](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-02.jpg)
![プロによる間伐作業の道具説明](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-04.jpg)
![伐採で使用するチェーンソーの重さを実感](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-03.jpg)
![滑車を使った丸太の引き上げ](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-05.jpg)
![皆で力を合わせて丸太を引き上げ](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-06.jpg)
![引き上げた丸太の皮むき](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-07.jpg)
![約45年分の年輪の中にある枝打ちの跡](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-08.jpg)
![運搬用に丸太をカット](/news/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/news-28422-09.jpg)
伐採に使用するチェーンソーの重みを実感したり、伐採した丸太の引き上げを皆で力を合わせて行ったりととても貴重な経験ができました。
今後は月に1回程度での活動を予定しており、次回は得られた間伐材を活用した薪づくりや火起こしなどを計画しています。