2024年3月6日

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【合格者の声】2023年度 現代教育学部 現代教育学科卒業 鈴木愛梨さん

合格者の声_PJ鈴木愛梨さん

プロフィール

鈴木愛梨さん。2023年度現代教育学部現代教育学科(中等教育国語数学専攻)を卒業。愛知県教員採用試験に合格。4月から愛知県内の中学校に国語科教員として勤務予定。

中部大学への入学を志望した理由

小学校の教員免許も中学校の教員免許も取得できると知ったからです。教員になりたいという思いはありましたが、小学校の先生と中学校の先生のどちらになりたいのかまでは決まっていませんでした。高校の時の先生には、小学校と中学校では移動ができるからどちらの免許も持っておくと良いと言われ、どちらの教員免許も取得できる中部大学への入学を志望しました。

中部大学に入学して良かったこと

教員という仕事についてじっくり考えることができました。国語専攻は人数が少ないので、50分間の模擬授業を何回も行うことができ、そのたびに自分はどんな授業をしたいのか考えさせられました。さらに、教員になりたいと志を同じくする友人や経験豊富な先輩に囲まれた環境の中で、自分がどのような教員になりたいのか考えを巡らせる日々を過ごしました。教員にならないという選択をする友人もいることで、職業への見方が広がり、教員という仕事を様々な視点から考えることができました。

入学して力を注いだこと

「あつまれ!わんぱく隊」というボランティアサークルです。このサークルには現代教育学部の中でも小学校の先生を目指す学生と中学校の先生を目指す学生、そして幼稚園保育園の先生を目指す学生が所属しています。これらの学生と一緒に活動を考えたり企画を行ったりする中で、様々な教育観・保育観に触れることができました。実習では関わることのない幼児にも接することができたのも、貴重な経験となりました。

教員を目指すきっかけ

最終的な決め手は教育実習でのやりがいです。もっと子どもたちの力になりたい、そんな思いを胸に教育実習を終えました。教育実習を行う前は、教員という仕事のハードな側面に目が行き、他業界への就職を考えてインターンに参加したこともあります。しかし、教育実習でのやりがいや充実感に勝るものはなく、教壇に立つことを決めました。

教育実習でのエピソード

小学校・中学校の2つの実習に行きました。どちらの実習もとても充実していて、様々な子どもや先生に出会うことができました。特に、口数の少ない子で、最終日には泣いて送り出してくれた子は印象に残っています。初めは会話が続かなかったのですが、コミュニケーションを重ね、やりとりを繰り返すうちに学校に行く気になれない、クラスに馴染めないと相談されるほどの信頼関係を築くことができました。話を聞くばかりであまり力になれなかったので、教員としてこれから働いていく中でそういった思いをしている子の力になりたいと思っています。

教員採用試験対策(サポート体制等)

筆記試験と面接試験のどちらの対策でも教職課程センターには大変お世話になりました。面接練習を繰り返し行っていただいたり、先輩方の受けた過去問を印刷していただいたり、受験する校種や併願先の相談にものっていただきました。面接練習のために大学に行き、その足で大学図書館や自習室に向かい、夕方まで勉強するというのが私のルーティーンでした。また、小論文の対策では、日本語学の先生にお世話になりました。現代教育学部だけでなく、様々な専門知識をもった先生から学べるのは総合大学の強みだと思います。

後輩へのアドバイス

私は、学力試験を伴う受験は教員採用試験が初めてでした。勉強面は大学入試レベルからのスタートでしたし、講座も受けておらず、本格的に勉強を開始したのも遅かったです。ですが、面接や小論文での引き出しだけはたくさんありました。それは、高校時代の部活動や大学でのサークル活動、ボランティアや教育実習など全ての経験がエピソードとして語れる材料であったからです。様々な人と出会い、多くの経験を積み、そこで手にした想いを大切に、夢に向かって頑張ってください。

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