第5回創発鼎談会 ピュタゴラスとは何者だったのか
第5回創発鼎談会では、数学、哲学、物理学の第一線で活躍してきた3名の研究者が、それぞれの専門の立場から「ピュタゴラス」にまつわる思想や科学、数学の広がりについて語ります。
専門知識の有無にかかわらず、関心をお持ちの皆様に幅広く楽しんでいただける内容です。
多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日 時:2026年10月23日(金曜日) 午後3時30分~午後5時00分
司 会:家 泰弘(中部大学 創発学術院長、学校法人中部大学 副理事長)
登壇者:森 重文(京都大学高等研究院 名誉院長・特別教授、中部大学創発学術院 特別招聘教授)
三浦 太一(中部大学 人文学部・人間力創成教育院 准教授)
会 場:中部大学アクティブホール、Zoom配信 〈中部大学への交通アクセスはこちら〉
★状況によりZoom配信のみに変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
【概要】
ピュタゴラスとは何者だったのか?(話題提供者:家 泰弘)
ピュタゴラス(ピタゴラス)という名前は誰でも知っていますが、「三平方の定理」以外に何をした人物かと問われると、はて?と思う人が少なくないでしょう。ピュタゴラスは、(現代風に言えば)カルト教祖、コミュニティ指導者、哲学者、数学者、天文学者、といったいろいろな顔があり、一方では後のピュタゴラス派の学者たちの業績がピュタゴラスに帰せられているケースもあって、全貌を捉えるのが難しい存在です。この鼎談会では、ピュタゴラスという多面体をさまざまな方向から眺めてみたいと思います。
ピュタゴラスの伝承と思想(話題提供者:三浦 太一)
数学者として広く知られるピュタゴラスと彼を祖とするピュタゴラス派は、そ の実像を見極めることが困難な、謎と宗教性に彩られた存在でもある。古代の 伝承によれば、ピュタゴラスは魂の輪廻転生を語っていたとされ、そして、ピュタゴラス派は独特の戒律に基づく宗教結社を形成した。同時に、彼らには 数や比といった秩序によって世界を捉える思想が帰されている。ピュタゴラスとピュタゴラス派に帰される伝承と思想を概観し、古代ギリシア思想に与えた 影響について振り返る。
数学公式に見る、数と形の違いの妙(話題提供者:森 重文)
ギリシャ哲学では数や形に非常に関心が高く、例えばピュタゴラスの定理は名高い。その関心の高さは、数学に大きな影響を与えた。私の専門分野である代数幾何では、数(デジタル)と形(アナログ)の両方を用いて研究する。その立場で、ピタゴラスの定理を始め、いくつかの公式やその証明を一緒に眺めて、デジタルとアナログの違いを楽しんでみたい。
★事前に参加登録をお願いします【締切:2026年10月22日(木曜日)】
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