高校生の方へ

お知らせ

    中部大学実験動物教育研究センターのホームページにようこそ!

    私たちの命を守る医学の発達は動物を用いた研究によって成り立っています。

    これに関わる医学の進歩は多くの分野にわたり、がんや糖尿病の薬の開発などと例を挙げるときりがないほどです。さらに近年はゲノム編集技術の進歩により、様々な病気のモデル動物が作成され、新しい治療方法が数多く開発されてきています。

    実は2012年にノーベル賞を受賞された山中伸弥先生の人工多能性幹細胞(iPS細胞)の開発も実験動物を用いて得られた研究成果です。このiPS細胞によって、数多くの難病を治療できる可能性が出てきていますが、様々な動物実験による研究成果をもとに、慎重にヒトへの臨床応用が進められています。

    世界的にも動物実験は医学のために必要であることが明示されていますが、動物の尊い命の犠牲の上に成り立っています。
    「動物がかわいそう」という思いは人間として当然であり、多くの研究者もその感情をもっています。

    そういう感情と動物への感謝の気持ちを大事にするとともに、未解決の病気は数多く存在している事実とそういった人々を救う上で必要なことを理性的に判断することも大切です。

    また法的・倫理的にも適正な実験動物の取扱方法と最先端の技術と知識をしっかりと学ぶことが、数多く残っている難題に取り組んで行くうえで必要です。

    中部大学実験動物教育研究センターでは、本学に所属する学生さんの研究、教育・啓蒙指導に積極的に取り組み、学内の医学および医学関連領域研究の支援にあたっています。

    中部大学で学び、一緒に未解決、未解明の問題の解決に挑んでみませんか?

    2021年3月15日

    実験動物教育研究センター教職員一同

    実験動物教育研究センター

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    少し作るのに難しいですが、是非、印刷して一度挑戦してみてください!
    ちなみにお腹に書いてある「3Rs」の意味はわかるかな?

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