「必ず来る南海トラフ地震で日本を終わらせないために」
～学問の横串で災禍と歴史・社会の関りを感じ日本の未来を考える～
2022年10月19日（水曜日）午後4時より、不言実行館1階アクティブホールにて、第9回不言実行館講演会を開催しました。
講師には、本学中部高等学術研究所客員教授で名古屋大学名誉教授の福和伸夫氏をお招きし、「必ず来る南海トラフ地震で日本を終わらせないために」と題して講演をしていただきました。
講演では、いつか必ず起こると言われる南海トラフ地震に対して、多くのデータと写真を使い、日本の災害と歴史、現在の日本社会の仕組みや日本のエネルギー供給と人口分布など、分野の異なる幅広い観点から日本の現状とリスクについて、わかりやすくご説明いただきました。
途中、福和先生から学生に温かく質問などを投げかけられる場面もあり、会場は始終とても良い雰囲気で、参加者はみな熱心に耳を傾けていました。
防災は他人まかせにせず、自分たちで意識して取り組まなければならないことを教えていただきました。参加した学生たちは、防災をビジネスチャンスに変えられるという話にも目を輝かせていました。
3年ぶりの開催となりました不言実行館講演会は、感染症対策をしっかりおこなうなど、多くのみなさまのご協力により無事開催することができました。心より感謝申し上げます。
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