Q&A

お知らせ

    Q.コミュニケーション学科ってどんなところ?

    A.高度情報社会と呼ばれる現代、高まる利便性と同時に失われていく情報の価値、という矛盾が起こっています。そのような中、コミュニケーションとは何かという問題が問い直されています。
    多様化するメディアの特性を学び、情報の収集や分析を通じて真実に迫り、発信していく、情報社会に挑戦することができる知識と技術を学ぶのがコミュニケーション学科です。

    Q.コミュニケーション学科で学ぶメリットは?

    メリット1:コミュニケーション能力を徹底的に磨く

    文章や映像を読み解く、情報をうのみにせず批判的に検討するなどの「受信能力」を磨きます。同時に、文章力、プレゼンテーション能力、パソコンスキルやデザイン技術など表現のための「発信能力」を鍛えます。
    これらはすべての社会人に必要とされるコミュニケーション能力です。なぜなら現在、膨大な量の情報が世の中を飛び交っているからです。
    社会に出れば、その中から自分にとって必要とされる情報を選び、吟味し、判断することが不可欠となります。そして自分の伝えたいことを的確に表現していくことが求められます。

    メリット2:スタジオを使った本格的な作品制作

    ドキュメンタリー、ドラマ、アニメ、ゲームなどの作品制作や、さまざまなメディアを活用した発信を実践的に学ぶことが出来ます。映像作品を素材に、構図や編集などを分析し、その効果を理解し、それを踏まえて制作に活かします。
    素材をパソコンに入れて編集するノン・リニア編集機や、音源からの楽曲を生み出すDTMなど、本格的なスタジオを使って学べます。これらの技術を活かして、多くの先輩が放送、出版、広告、アニメ・ゲームなどのクリエイティブな業界に就職しています。

    メリット3:理論と実践を組み合わせて学ぶ。

    コミュニケーション学科の教員スタッフは、幅広い学問領域をカバーしています。文化史、社会学、メディア論、社会心理学、社会言語学、芸術学、情報学などの研究者です。加えて、テレビ、ジャーナリズムの世界で活躍してきた実務経験豊かな教員がいます。
    理論と実践を理想的に組み合わせて学べるのが本学科の特徴です。現代の情報社会に通用するメディア・リテラシーとコミュニケーション・センスを身に付けた人材を育てます。

    Q.どのような人がコミュニケーション学科に向いていますか?

    • マスコミの情報だけでは満足できないと感じている人
    • テレビ局スタジオでの番組制作に加わってみたいと思っている人
    • 人よりも映画をたくさん観ている人
    • 社会の風潮、流行に敏感で新しいものが好きな人
    • 実際に現場に行って誰かにインタビューし、記事を書いてたくさんの人に読んでもらいたいと思っている人
    • BlogやFacebook、Twitterで情報を発信するのが得意な人
    • 映像、音楽を見たり聴いたりするだけでなく、自分でもつくりたいと思っている人

    ・・・以上のどれかに当てはまる人は、ぜひ中部大学コミュニケーション学科へ!

    Q.メディアリテラシーって?

    A.この難しい時代を勝者として生き抜く!
    そのためには「メディアリテラシー」が重要です。インターネットの普及によって、私たちは、マスコミが伝える情報だけでなく、SNSや動画サイトなどからも情報を得ることができるようになりました。従来のマスコミから与えられてきた万人向けの情報ではなく、自分が知りたい情報だけをピンポイントで深く知ることができるようになったのです。
    しかし、便利になった「ツケ」もあります。どれが信用できる情報なのかを自分で判断しなくてはならなくなってしまったのです。そのためには、さまざまな情報をつき合わせ、じっくり考えた上で、信用できる正しい情報だけを選びとる能力が必要です。また、自分が情報提供する際にも、じっくり考えて、信用に足るものだけを発信するようにしなければなりません。しかも、受信者のことを考えて、相手に誤解なく、分かりやすく、感銘深く、適切なメディアを通して伝える工夫も必要です。こうした能力のことを「メディアリテラシー」といいます。
    すなわち、現代とは「メディアリテラシー」が求められる時代なのです。
    世界的な経済危機、格差社会問題、年金問題、食品偽装問題…今を生きる私たちは、次から次へと新たな危機、社会問題や不正問題に直面しなければなりません。いまほど「メディアリテラシー」が求められている時代はありません。その能力をしっかり身につけた人だけが、うまく社会を乗りきっていける時代なのです。コミュニケーション学科では、「メディアリテラシー」の向上を教育の柱に据えています。そのために、メディアの、社会の、心理の、言葉の、映画の、音楽の専門家と、新聞記者、テレビ局プロデューサー、ディレクターなどの経歴をもつ元プロがみなさんを指導します。みなさんが、幅広い知識とともに、情報収集、整理・分析方法、さらには制作・発信の「わざ」を習得できるよう、スタッフ一同、全力でサポートします。

    Q.プロジェクト科目ってどういうもの?

    A.コミュニケーション学科では、3年次より「文化情報デザイン・プロジェクト」という科目群(一般的にはゼミと呼ばれる科目)が必修科目として開講されます。これは、「卒業研究」へとつながる各自の研究テーマを見出し、先行研究の検討を通じて基礎知識および研究方法・作法などを身につけ、専門的に掘り下げるための科目群です。加えて、学友や教員との人間関係構築と共に、「てにをは」から敬語運用まで、また、文章作法からプレゼンテーションスキルまで、さらに対人的なスキルも含めて、コミュニケーション力を少人数で徹底的に訓練する科目群でもあります。

    Q.コミュニケーション学科ではどのような技術を学ぶことができますか?

    A.コミュニケーション学科では、コンピューターや専門機材を用いた授業がたくさんあります。これらの授業において、専門家の先生から技術を学ぶことができます。1年次には、Microsoft Officeやウェブブラウザなど基本的なアプリケーションの使用方法やWebデザインの基礎的な技術を学びます。2年次以降では、プロユースの機材を用いた映像制作や、写真の撮影技法、Adobe社製のアプリケーションなどを用いた実写映像や静止画、アニメーション、グラフィックス、ゲーム、プロジェクションマッピング、WEB、サウンドなどの制作技術を習得します。また、社会調査(アンケートやインタビュー)の方法や統計分析の手法、デジタルアーカイブの構築などのスキルも身に付けます。3年次以降は、プロジェクト科目と連動しつつ、デジタル・アーカイブの構築方法やインフォグラフィックによる情報発信を実践的に学びます。

    Q.コミュニケーション学科では、どのような資格を取ることができますか?

    A.コミュニケーション学科では、中学校教諭一種免許状(社会)や高等学校教諭一種免許状(公民)、学芸員、司書、日本語教員などの資格を取得することができます。学芸員や司書に関しては、コミュニケーション学科のカリキュラムを履修することで、他の学科よりも有利な条件で資格を取得することができます。
    詳しくは、こちらのページを参考にしてください。

    Q.コミュニケーション学科にはどのような先生がいるのですか?

    A.コミュニケーション学科には、極めて広い領域をカバーできる教員が在籍しています。たとえば文化史、社会学、メディア論、社会心理学、社会言語学、芸術学、情報学などの研究者です。また、テレビ、ジャーナリズムの世界で活躍してきた実務経験豊かな教員もいます。
    詳しくは、こちらのページを参考にしてください。

    Q.コミュニケーション学科を卒業すると、どのような職業に就くことができるのですか?

    A.コミュニケーション学科のカリキュラムを履修することによって、以下のような職業に就くために有利な知識やスキル、必要な資格を習得することができます。

    • 映像制作・出版・広告・ゲーム業界(プロデューサー、ディレクター、デザイナー、ライターなど)
    • マスコミ・ジャーナリスト
    • 公務員・中学校教諭(社会)・高等学校教諭(公民)
    • 学芸員・図書館司書・日本語教員
    • 企業の企画・広報・マーケティング部門・製造、流通業、サービス業