ポートフォリオ入試(アドミッション・オフィス方式による入学者選抜)

お知らせ

    中部大学のポートフォリオ入試は、中部大学で学びたいという強い意思を持ち、かつ多様な能力を持った学生を、出願に至るまでに修得した学業および学業以外の諸成果(ポートフォリオ)と各学科が行う講義・実習等の成果および面接をとおして評価し、入学者を選抜します。

    出願資格

    次の1から3条件をすべて満たす者

    1. 中部大学で学びたいと強く希望し、第1志望として入学を志す者(専願)
    2. 志望する学科が求める人間像に即した志望理由を持ち、入学後の目標が明確な者
    3. 以下のいずれかに該当する者
      1. 高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者および2024年3月31日までに卒業見込みの者
      2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者および2024年3月31日までに修了見込みの者
      3. 学校教育法施行規則第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められるおよび2024年3月31日までにこれに該当する見込みの者

    出願書類

    出願確認票、調査書(高認合格(見込)成績証明書)、ポートフォリオ

    ポートフォリオ

    ①志望理由・入学後の目標(所定の様式)

    ②自己推薦書(所定の様式)

    ③高校までの学習成果に対する自己評価(所定の様式)

    ④活動報告書(所定の様式)

    選抜方法

    書類審査(調査書、ポートフォリオ)、各学科が行う講義・実習等の成果および面接試験で行います。

    ポートフォリオ入試 昨年度の講義・実習等の概要

    工学部

    機械工学科機械工学に関する2つの題材(主に数学、物理が関連する分野)を取り上げ、要点を絞った講義を実施した後、その内容の理解度を確認する演習を行った。
    都市建設学科工アドミッション・ポリシーの適合度、数学・物理の基礎学力を確認した後、講義(土木に関するデータ分析)、演習(土木をテーマとした個人ワーク、グループワークおよび個人発表)を行った。
    建築学科与えられた条件下で建築物や物体をイメージし、それをスケッチや模型で表現する実技試験(論述含む)を行った。
    応用化学科分析化学実験(身近な調味料に含まれる酸の濃度分析等)に関する講義を実施した後、実験を行い、その結果をまとめるレポートを課した。
    情報工学科情報工学の素養を測る数学(アルゴリズム、プログラミング)的な課題と、情報工学に関する時事問題的な小論文課題からなる演習を行った。
    電気電子システム工学科電気電子工学に関する題材(波形の読み取り、データ処理等)を取り上げ、講義を実施した後、理解度を確認する演習を行った。

    経営情報学部

    経営総合学科経営総合学科の学修内容(経営や会計、マーケティング等)に関連する講義を実施した後、その内容の理解を問う総合的な演習を行った。

    国際関係学部

    国際学科国際的なトピックに関する資料(文章と写真など)をもとに800字程度の小論文を課すとともに、「私の国際体験」に関するプレゼンテーションを行った。

    人文学部

    コミュニケーション学科
    (メディア情報社会学科※)
    ポートフォリオに記載した経験やスキルを、どのように生かしてコミュニケーション学科で勉強したいのか、どのような「文化情報デザイナー」になりたいのかについてプレゼンテーション(プリントやPowerPointなども使用可)およびグループディスカッションを行った。
    日本語日本文化学科鷲田清一著『死なないでいる理由』所収の「成熟のやりなおし」「信じられるひと?」の文章を教材とした講義を実施し、その内容についてグループディスカッションを行った後、「成熟した人間とはどのような人か」というテーマの小論文を課した。
    英語英米文化学科「洋画/洋書の題名は日本語に訳す必要はない」というテーマに関する論説文を読み、グループディスカッションを行い、賛成・反対の立場に分かれてディベートを行った(全て日本語で実施)。
    心理学科現代社会で問題となっている出来事が「こころ」にどのような関連があるか、グループディスカッションを実施し、その問題の原因と対処方法についてレポートを課した。
    歴史地理学科近代日本の製造業に関するエッセイをもとに、要約文の作成、グループディスカッション、プレゼンテーションを行った。
    • 2024年4月開設予定(コミュニケーション学科をメディア情報社会学科に改組)

    応用生物学部

    応用生物化学科応用生物学(バイオテクノロジーやDNA等)に関する講義を実施し、質疑応答の後、講義内容のレポートを課した。
    環境生物科学科環境生物学(野生哺乳類との共生等)に関する講義を実施した後、その内容のレポートを課した。
    食品栄養科学科
    食品栄養科学専攻
    「消費者の食の安全を守るために君たちができること」というテーマに対し、食品添加物や残留農薬に関する食品行政の問題点を講義した後、その内容のレポートを課した。
    食品栄養科学科
    管理栄養科学専攻
    食事バランスに関する講義を実施した後、その理解度や理科の基礎学力を確認した。

    生命健康科学部

    生命医科学科疾病や健康食品等に関する講義を実施した後、グループディスカッションを行い、さらに数学と理科の基礎学力確認を含む演習を行った。
    保健看護学科保健看護学科の学修内容(疾病と看護)に関連する講義を実施した後、その内容の理解度を確認した。
    理学療法学科基礎学力(数学、国語、英語など)および図表を読み解く力を確認した。
    作業療法学科医療・保健・福祉に関連した講義を実施した後、理解度の確認やグループディスカッションを行った。
    臨床工学科臨床工学技士の仕事に関する資料をもとに、与えられたテーマに沿った小論文を課し、併せて数学と理科(物理基礎、化学基礎、生物基礎より2科目選択)の基礎学力を確認した。
    スポーツ保健医療学科総合的な基礎学力を確認した。内容は、国語、英語、数学、生物基礎、化学基礎、現代社会(環境問題・資源エネルギー問題)、日本史、世界史、保健体育など。

    現代教育学部

    幼児教育学科ピアノ演奏および乳幼児教育に関する「もの」と身体を使った表現活動を行った。
    現代教育学科
    現代教育専攻
    課題図書(3冊)をもとに、その内容におけるグループディスカッション、プレゼンテーション、レポート作成を行った。
    現代教育学科
    中等教育国語数学専攻
    課題図書「博士の愛した数式」を用いて国語、数学に関する各種演習を行った。

    理工学部

    数理・物理サイエンス学科科学の手法・考え方に関する講義を実施した後、問題解決力を測る演習を行った。
    AI ロボティクス学科組み立て実習を行った後、その作業手順のマニュアル作成、改善案の作成を課した。
    宇宙航空学科高校時代に力を入れて取り組んだ活動や、自分をアピールしたい作品(制作物や自作ソフトウェアなど)についてプレゼンテーションを行った。

    ポートフォリオ入試 事前webガイダンス(オンデマンド配信)

    この入試は、中部大学への入学を強く希望する生徒を対象に、学力だけでは測れない個々の個性や能力を評価する試験方式です。
    学科の特徴や入学前に取り組むべきことなど紹介もしているので、ポートフォリオ入試に出願しない方も参考になりますよ。
    なお、本ガイダンスへの参加は出願条件ではありません。

    2023年7月23日 0:00公開!

    ※対面でのガイダンスは実施しません。

    アドミッション・ポリシー

    学科ごとに定める入学選抜の方針(アドミッション・ポリシー)を公開しています。

    合格者のポートフォリオ例

    過去の合格者のポートフォリオ例を掲載しています。ご参考にしてください。