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創発セミナー

お知らせ


    国内外から世界トップレベルの講師を迎え
    最先端の学問について学ぶ場を提供します

    異なる分野の研究者が集い、分野の垣根を超えて自由闊達な意見交換をおこなうことで
    新たな学問の創発につながることを目的としています

    第42回創発セミナー「人工知能によって発展する物性物理学」

    日時: 2025年7月3日(木) 15:30~ 17:00
    場所: 中部大学リサーチセンター大会議室、Zoom配信
    講師: 大槻 東巳(上智大学理工学部(応用データサイエンス専攻兼務)、専門:物性物理学)
    概要:
    2016年後半から機械学習,いわゆる人工知能が物性物理学に盛んに応用されるようになり,それに伴い対称性や繰り込みなどの物理学のアイディアも人工知能の解釈や改良に提案されています[1]。実際,昨年のノーベル賞物理学賞が物理学の概念を人工知能に適用したというテーマに授与され,またノーベル化学賞がたんぱく質の折りたたみ構造を人工知能で解明したというテーマに与えられました。本講演では,物性物理学を例として画像認識や生成ネットワークがどのように物性物理学に生かされるかを紹介します[2]。またニューラルネットワークを使わない広い意味での機械学習の手法も実験物理学に役に立ちそうなことも紹介します。

    [1] 解説論文としては例えば,G. Carleo, et al., Rev. Mod. Phys. 91, 045002 (2019), T. Ohtsuki, T. Mano: J. Phys. Soc. Jpn. 89, 022001 (2020) などが挙げられる。
    [2] S. Daimon et al., Nature Communications. 13, 3160 (2022).

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    中部大学創発学術院
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    研究