在学生からのメッセージ

お知らせ

    在学生から受験した動機や現在の学生生活について、高校生へのメッセージなど

    4年生では就活・大学院進学と研究室の両立が必要

    この学科を受験した動機、現在の学生生活について、高校生へのメッセージなどを答えてもらいました。

    佐藤 香波さん

    鈴木 歩香さん

    菊池 優花さん

    佐藤 香波さん

    私は野生動物が生きやすい環境について学ぶために、この学科を受験しました。4年生になり、就活が本格的に始まるとともに、研究室も始まったことで、毎日が非常に忙しくなりました。忙しい中でも様々なことに挑戦できるのが学生時代であると私は考えます。残りの学生生活も挑戦することを大事にして行きたいです。

    鈴木 歩香さん

    私は森林伐採や気候変動などの環境問題により生物多様性が失われていることを知り、問題解決のための知識を身につけたいと思い環境生物科学科に入りました。就職先が幅広く選べるところがこの学部のメリットであると感じています。入学当初から実験にしっかりと取り組んでいくと、分析の知識や技術が身につき、研究室に所属した際に非常に役立つので是非頑張ってください。

    菊池 優花さん

    私は、生き物や生き物の生育環境に興味があり、この学科に入りました。サークルに所属したことで友達が増えて、楽しい大学生活を送っています。研究も自分の興味のある水質浄化についての研究が出来て非常に楽しいです。大学生活は自分の時間を作ることができるため、後悔のないよう様々なことに挑戦してほしいです。

    岡本 明星さん

    岡本 明星さん

    環境問題によって身近な生物が絶滅の危機になっているのを知り、生物多様性が失われないように自分たちができることを学びたいと思い、この学科に入りました。コロナでなかなか大学にいけない時期もありましたが、今は対面授業で友達と一緒に勉強することができて楽しいです。生物だけでなく、化学分野など、色々な分野を学ぶことができるため、やりたいことが決まっていない人も学びながら見つけていけると思います。

    鵜飼 実桜さん

    鵜飼 実桜さん

    私は山や川に囲まれた自然豊かな環境で育ちました。森林問題や川の水質汚染などの話を良く耳にするようになり、興味をもったためこの学科を受験しました。大学院への進学について、研究室の先輩方が非常に親身に相談に乗ってくれるため、大学院へ行くことを考えている方は是非先輩に相談することをお勧めします。

    3年生の3人からメッセージ

    1. なぜ、この学科を受験し、入学しようと思ったか?
    2. 現在、環境生物科学科の学生として、学生生活で力を入れていることなど
    3. 高校生へのメッセージ

    3年生からメッセージ
    左:石井 日香留さん 右:天野 佑亮さん 撮影:板橋 祐也さん

    石井 日香留さん

    1. 高校時代、農業や環境について学べる大学を探していた際に、中部大学の応用生物学部環境生物科学科に指定校推薦があることを知り、進学を決めました。私の興味関心のある分野は里山の生物多様性の保全と環境保全型農業です。中部大学の応用生物学部には、様々な学科がありますが、その中で一番、フィールドサイエンスに力を入れている環境生物科学科に進学しました。
    2. 中部大学に進学後、春日井市内の河川で水生生物の調査を行っています。調査の結果、愛知県では未定着とされている特定外来生物コクチバスの分布を確認しました。そこで、大学内でコクチバス調査プロジェクトを企画しました。現在、春日井市内のコクチバスの分布や繁殖状況、解剖による胃内容物の分析などを行っています。さらに、環境教育への活用を目指し、コクチバスの剥製や凍結乾燥標本などの作製も行っています。今後、大学内に自然誌に関する同好会などを設立出来ればと思います。
      プライベートでは、畑を借りて野菜や果樹を有機農法で栽培しています。また、幼少期より大好きなカメについて探求するため、日本カメ自然誌研究会にも所属させて頂き、カメ学の学びも深めています。
      ボランティア活動にも力を入れており、なごや生物多様性センターの市民調査員や地域の卓球教室において、子ども達の練習相手をしたりしています。
    3. 私は、環境生物科学科の1年次の授業の環境問題入門と言う科目がとても印象に残っています。生物多様性やエネルギー問題、公害など様々な環境科学のいろはを学ぶことができました。環境を守りたいと思っている人は多いと思いますが、どうして環境を守らないといけないのか、どのようにしたら環境を守れるかなど、概念や根本的な内容を深く学ぶことができます。また、環境生物科学科には付属農場(田んぼ)があり、農業高校や他の農学系大学では学べない、無農薬有機栽培での米作りを学ぶことができます。
      環境生物科学科では資格取得にも力を入れており、高等学校の農業・理科の免許や学芸員資格を取る為の授業が充実しており、私自身も取得に向けて単位を取り頑張っています。

    板橋 祐也さん

    1. 中部大学では自然に囲まれたキャンパスで学びを深めることが出来ます。中でも、フィールドワークに力を入れている環境生物科学科に惹かれて、入学を決めました。昔から生き物が好きで、大学では生物について学びたいと考えていました。
    2. 大学近くの河川で水生生物の調査を行っています。コクチバスの分布や、解剖による分析などを行っています。プライベートでは毎週、趣味の化石採集をしています。
    3. 生物多様性、エネルギー問題、公害などの環境科学について学びを深めることができます。将来、環境問題を解決したり、研究したりしたいと思っている人におすすめです。フィールドワークも多く開催されており、楽しみながら学ぶことが出来ます。

    天野 佑亮さん

    1. 小さいころから好きだった生き物のことをもっと深く学びたいと思い、生物やそれを取り巻く環境を知り、研究できるこの学科に入りました。
    2. 現在はこの学科に入ったことで出会った同じ生き物好きな子や化石、植物が好きな子など多くの人と関わる事によって今まで知らなかった事やさらに詳しい知識など多くの事が学べて楽しいです。授業も今までの高校生活では知ることが出来なかった専門的なことや興味のなかった分野が自分の知っている知識と結びつくことでさらに見分を広めることが出来て興味深いです。
    3. 中部大学は設備が充実しており、実験では普段見ることができないような精密機械があったり、田植え体験などのイベントがあったり、なかなかできない貴重な体験ができます。細かく何について学びたいと思うかわからない人でもいろいろな研究をしている大学の教授の話を聞くことでやりたいことが見つかるかもしれません。