学部長メッセージ

人間自身を見つめることが未来に繋がる

お知らせ

    人間とは何かを考える「人文学」

    現代は、社会の変化が激しく予測困難な時代です。そうした時代だからこそ必要とされるのが、人間とは何か、人間はどう生きるべきかを考える学問である「人文学」です。人文学では、人間と社会・文化との関係についてさまざまな道筋から深く洞察し、その普遍性を探究します。それにより、これまでのわれわれの生き方や考え方に反省をもたらすと同時に、新たな価値を創造し、未来への羅針盤を示すことができるのです。

    多彩な教授陣により学生の主体的学修をサポート

    中部大学人文学部は日本語日本文化学科、英語英米文化学科、心理学科、歴史地理学科、メディア情報社会学科(コミュニケーション学科)の5学科から構成されています。多彩な教授陣により人間の言語、心理、社会・文化、歴史などの事象や活動を対象とする最先端の研究成果を提供するとともに、自発性や独創性をもった品位ある人格を育成することを目指し、教育の課程を通じて学生の主体的な学びをサポートしています。

    たくましく、しなやかに生きるために

    今日のような変化の激しい先行きの見通せない時代を生き抜いていくためには、何事にも柔軟に対応できる力が必要です。その根底を支えるのが、批判的、論理的な思考力によって物事の本質を見定め、自分で考え行動できる力であり、これはまさに人文学の主体的学びにより修得される能力の基本です。中部大学人文学部での学びによって身につけた思考力、判断力、創造力などは社会での自律的な行動につながり、それらはみなさんがこれからの世の中をたくましく、しなやかに生き抜いていく力となることでしょう。

    人文学部長 大塚俊幸教授