有機構造化学研究室

お知らせ

    饒村 修 准教授

    教授:饒村 修
    研究室:14号館6階
    専門分野:有機合成化学
    趣味:走ること(むかし)、旅行(ときどき)

    研究キーワード

    有機典型元素化学/複素環化学/有機金属化学

    学べることは?

    医薬品や機能性材料、有用な触媒等への利用が期待される新しい化合物を合成し、その構造と反応、機能に関する研究を行っています。構造の解明はNMR、X線構造解析、分子軌道計算等を用いて行います。

    有機典型元素化合物の合成と反応、構造に関する研究

    含窒素縮合複素環骨格の新しい構築法
    新規含カルコゲン(硫黄、セレン、テルル)化合物の合成

    新規な遷移金属錯体の合成と構造、その触媒としての応用に関する研究

    窒素、リン、セレン原子等を有する多座配位子の合成と錯体化反応
    触媒反応への応用、錯体の構造と触媒機能との相関

    研究室からのメッセージ

    この研究室では機能性材料化学や創薬化学、触媒化学等を指向した有機化学の研究-新規有機化合物の合成と反応、構造に関する研究-を行っています。「新規有機化合物をつくる」、「その分子構造をみる」、すなわち、世界で誰も作ったことのない物質を自分の手でつくり、世界で誰も見たことのない物質の形を明らかにするのです。世界で誰もやったことのないことが自分の目の前で起こるのです。想像しただけでもワクワクしますね。その「世界初」の瞬間を体験できるよう一緒に研究に励みましょう。

    研究例

    機能性複素環化合物の合成と構造

    ピリジンに代表される芳香族複素環化合物は医薬品や電子材料等、私たちの身の回りで幅広く利用されている極めて重要な有機化合物群です。当研究室では、抗がん剤や化学センサーなど有用な機能性物質の創製を目指し、インドリジンの様な含窒素複素環骨格に硫黄やセレンなどの典型元素を組み込んだ新規有機化合物の合成を検討しています。典型元素に起因する特異的な構造や反応性を明らかにし、元素の特性を生かした機能創出を狙った物質の開発を行っています。

    セレン元素を有するインドリジン誘導体の合成例
    酵素阻害能を有するインドリジン誘導体の分子構造
    金属イオンとの作用により発光特性が変化する物質
    実験風景①
    実験風景②
    実験風景③