研究例紹介:板井研究室

お知らせ

    板井研究室では信号処理をテーマとし、コンピュータで扱うデジタルデータの解析を中心に、幅広いテーマを扱っています。

    生体信号解析

    近年、脳波を利用してコンピュータや機械を動かすさまざまな脳コンピュータインタフェース(BCI)が提案されています。
    本研究室では、さまざまな脳波を効率よくSSVEPを抽出する計算方法の開発、および脳波を利用したインターフェイスの開発を行っています。

    歩行足音解析

    我々を取り巻く環境にはさまざまな音があふれています。普段私たちは音声、音楽の他、環境音から周囲の状況を認識し生活をしています。
    例えば教室やオフィス内で足音を聞くだけで誰が近づいてきているかわかった経験が無いでしょうか?
    本研究室では歩行足音に着目し、個人や年齢などの識別、足音の成り立ちをモーションキャプチャを利用したモデル化を行っています。

    環境電磁波解析

    地震や火山活動の直前に前駆的な地殻変動が発生し、それに由来する電磁放射を観測することにより地震発生予測を行う研究が進められています。
    環境電磁波解析として、全国40数箇所に設置された観測点より極超長波帯の電磁波を計測し、その中に含まれる背景雑音除去法の提案、異常電磁放射の検出法の提案と行っています。