里山サークル
農業・林業再生ユニットの教員、環境生物科学科の学生有志と卒業生が中心となり、『里山サークル』が発足しました。本活動では、里山の利活用に関する現地作業を通じ、里山の生態系や森林管理、森林資源の持続的な利用に関わる知識と経験を重ね、自ら考え提案し、行動できる人材育成を目指します。
これまでに里山サークルの活動として、日本の森林の現状について学びながら、『怪我をしない』、『話し合って決める』、『責任のある行動をする』を約束に、初回には間伐材の搬出体験などの現地作業、第2回では得られた間伐材を活用した薪づくりや火起こしを行いました。
<初回の様子>
<第2回の様子>
新・森の健康診断
新・森の健康診断は、森林に関わる課題解決型のプログラムを経験することで、人工林の抱える問題の理解だけでなく、地域の課題解決のために必要な自らの資質への気づきを期待して、2015年度から始まったプロジェクトです。
当プロジェクトには、活動内容に興味を持った本学の学生(応用生物学部だけではなく、他学部希望者も参加可能です)が中心となって、スタッフとして本学の教員および卒業生、「恵那 森・川・里の恵み研究所」の村上氏も含む多くのメンバーが参加しています。当日のプログラムには、恵那キャンパス内の森林観察を行うフィールドワークや、「恵那市における森林・林業・獣害の状況」などに関する講義も含まれます。参加学生はグループワークを行いながら、年度ごとに設定されたテーマを元に「森林に関わる課題解決案」について発表を行い、それらを通じて課題解決のためには何が必要なのかを学びます。