中部大学環境保全教育研究センターとは
中部大学環境保全教育研究センターは、恵那キャンパスを中心に進めてきたESD事業、SDGs教育をさらに活性化する目的で「中部大学恵那SDGsキャンパス構想(Ena Frontier research hub for SDGs)」の一環として、令和3年(2021年)7月1日付で中部大学研修センター(岐阜県恵那市)に設立されました。
研修センターは50年以上の歴史を持ち、毎年恒例の新入生オリエンテーションや卒業研究・ゼミ・学生・生徒の課外活動のほか、複数の教員グループによって利用され、「土岐川・庄内川源流域森の健康診断事業」、「東海丘陵要素植物の保全研究」、「地芝居等文化資源記録保存プロジェクト」「はちみつ商品開発」など幅広い内容の地域連携事業が進められてきました。
中部大学環境保全教育研究センターは、恵那キャンパスを拠点にし、自然環境・伝統文化・科学技術を研究テーマとした、以下の5つのユニットで構成されています。
ユニット | 研究テーマ |
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1. 野生生物 保全と共存 | 希少生物保全、新しい獣害対策 |
2. ゼロエミッション社会実現 | バイオマス、再生可能エネルギー |
3. 里山文化伝承 | 農村歌舞伎、古い石碑群など |
4. 食文化 | 伝統料理継承、健康増進 |
5. 農業・林業再生 | AI、ロボットによる人手不足改善、特産品の開発 |
このほかにも、学内組織だけではなく、東濃5市(多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市)、独立行政法人国際協力機構(JICA)、環境省プロジェクトとも連携して活動を行っています。
環境保全教育研究センターの取り組み
センターを拠点に取り組んでいる活動を、ご紹介します。
メンバー
研究者 | 所属 | 研究課題 |
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牛田 一成 | 環境保全教育研究センター長 /応用生物学部 環境生物科学科 教授(学部長) | 野生動物や家畜の栄養生化学と腸内細菌 |
井上 徳之 | 環境保全教育研究センター副センター長 /超伝導・持続可能エネルギー研究センター 教授 | 超伝導直流送電システムの研究開発とサイエンスコミュニケーション |
永田 典子 | 環境保全教育研究センター副センター長 /人文学部 日本語日本文化学科 教授(学科主任補佐) | 説話文学の特質についての研究、口承文芸に関する研究 |
上野 薫 | 環境保全教育研究センター副センター長 /応用生物学部 環境生物科学科 准教授 | 酸性硫酸塩土壌の微生物的酸化に関する研究、野生生物の環境嗜好性 |
活動報告
これまでの活動報告はこちらをご確認ください。