情報工学科は2000年に創設された工学部の最新学科です。
2004年3月に第1期卒業生を送り出しました。
最先端情報社会で活躍するプロ技術者を養成
自動車、工作機械、航空宇宙などを筆頭とする高度で多彩な産業が集中する中部圏では、情報制御システムの活用が不可欠であり高度情報技術者の要求が非常に強くなっています。情報工学科では各種産業の核心技術となるソフトウェア、通信ネットワーク、ハードウェア、システム制御など幅広い分野のカリキュラムを用意し、IT関連の資格取得を視野に入れながら最先端技術者の養成を行います。
高度な先進教育環境で学修サポート
本学科の履修コースとしては「ソフトウェア技術」「計算機応用」「システム制御」の3モデルを用意しています。各モデルの学修においては、将来の技術進歩に柔軟対応できる基礎学力と、社会で活躍するための実践力や応用力を身につけることを主眼とします。さらにソフトウェア技術者としては「モデリング能力」を育成するため、数理モデルやシステムモデル構築を進めます。ハードウェア技術者としては「デザイン能力」をつけるため情報工学と制御技術を融合させたシステム構築を行います。特に実社会において実行力のある人材を育てるため実験・実習を重視し、ハード・ソフト両面から技術を体得させます。これらの教育をサポートするため、100台以上の最新鋭コンピュータを揃えた教育設備環境を整えています。
3つの履修モデル
情報工学科は、ソフトウエア技術中心モデル、計算機応用中心モデル、システム制御中心モデルの3つのモデルから構成されています。
- ソフトウェア技術中心モデル:情報処理技術の基礎を固め、ソフトウェア研究、開発のための応用力を身につける。
- 計算機応用中心モデル:計算機応用システムの企画、開発、アプリケーションの企画のための能力を身につける。
- システム制御中心モデル:産業機械、ロボットなどに対して、効率の良い制御システムを作り上げる力を身につける。