〈表紙の作家〉小嶋十三子
[口絵]サラエボ、1983年の冬―光と影―◎大野 弘人
[特集]デジタルアースの最前線
[巻頭言]デジタルアースの現在―拡大する情報空間を現実世界に生かす―◎福井 弘道

B5判 520頁
定価: 本体2000円+税
発行: 中部大学
発売:風媒社(2013年5月30日)
ISBN:4-8331-4107-9
特集 デジタルアースの最前線
<論考>
- デジタルアース(Digtal Earth)で考える地球人間圏の将来:福井 弘道
- 社会情報基盤としての空間情報を考える
―被災自治体情報支援から見えたもの―:花島 誠人 - 地下の天気図創成のために、今できること:工藤 健
- 地盤工学における空間把握がもたらすもの:杉井 俊夫
- 都市における水害対策の動向
─氾濫解析法の発展を中心として―:武田 誠 - 地震予知の現状
─デジタルアースの地震予測・防災に期待される役割―:井筒 潤 - 持続的な森林経営と空間情報:竹島 喜芳
- まちづくりコミュニケーションを促すプラットフォームづくりの試行:岡本 肇
- 生命地域(Bioregion)としての流域圏を対象とした「持続可能な発展のための教育(ESD)」の推進
─中部ESD拠点の取り組み事例から―:古澤 礼太 - ビッグデータと知識情報処理による地理情報システムへの応用:池上 俊介
- 情報サービスのなかの位置情報:渡部 展也
ポートフォリオ
- 〈1〉ある時代の証言
- 「現代思潮社」という閃光―記憶を辿る旅(2):陶山 幾朗
- ある勉強会ものがたり―サラリーマンの平成史、ひとつの試み―:金澤 一輝
- 即決即断:小野 桂之介
- 初めては何?:三浦 暁子
- 今は亡き国のささやかな思い出―僕と旧東ドイツ―:青山 孝德
- 〈2〉空間と人文
- 地域を食べる活性化:服部 敦
- 名古屋の都心構造について考える
―都心から名古屋圏の「圏心」へ―:林 上 - 北京八道湾落書:一谷 和郎
- 地理学からまちづくりへ:大塚 俊幸
- 旅のなかに【歴史と地理の融合】を楽しむ:末田 智樹
- 〈3〉自然と人間
- 食への不安―本当に日本の食は保障されているのだろうか―:山木 昭平
- 今、なぜ、「大人のRIKA教室」か?:佐橋 克己
- これからの被災地支援について:吉住 隆弘
- 女性ファッション誌はどこへ行くのか:内藤 理恵子
- そして、「たゆたうもの」へ―雷龍の国 ブータン―:ハナ・ヌスビト
- 〈4〉スピリチュアリティの探求
- 心の生物学:中島 泉
- 量子力学と脳とスピリチュアリティ―生きる意味を求めて―:吉福 康郎
- ミディアム研究の現状と展望:大門 正幸
- 胎内記憶から考えられる人の生死:池川 明
- 子どもの悲しみに寄り添う―家庭における悲嘆ケアの可能性―:林 和枝
論文
- 星と動物(4):堀内 勝
インターフェイス
- 海外メディアから見た自由民主党政権:酒井 信
- 土から見た21世紀社会と農業:竹下 正哲、キソル・チャンドラ・カナル
- 韓国における日本アニメの受容:山元 貴継
資料
- 持論・在北米俳人とその研究情報
―渡米した国民文学「俳句」の考現学(其の三)―:奥泉 栄三郎 - 第七高等学校造士館の村上春太郎先生:福井 崇時
名古屋を読む
- ローカル映画とは何かを考えるための一試論:小林 貞弘
自著を語る
- 『宮古の神々と聖なる森』:平井 芽阿里
新刊旧刊
- 『コレクション戦争×文学2 ベトナム戦争』:岩間 優希
- 『大原孫三郎―善意と戦略の経営者』:影浦 順子
- 『コレクション戦争×文学10 オキュパイドジャパン』:吉原 ゆう子
- 『砂時計』:栃井 裕美