FD活動

本学における教育活動改善に向けた教員の資質向上策としてのFD(Faculty Development)活動は、学長を委員長とする「FD・SD委員会」とその下に設置されている「FD活動ワーキンググループ」が中心となって種々の検討をし、高等教育推進部が以下の事業を支援しています。

FD活動重点目標 『魅力ある授業づくり』

学長あいさつ

竹内芳美学長

中部大学を学生の皆さんが誇れる大学にしたいと考えています。その実現のために、中部大学は若者の未来に視点をおいた教育を目指して『魅力ある授業づくり』に真剣に取り組んでいます。
“魅力ある授業”をつくるために皆さんからの声を聞き、より良い授業にする努力を重ねるとともに教育環境もさらに充実していきます。授業は教員だけでは成り立ちません。教員と学生が相互に影響を与え合いながら魅力ある授業を協同でつくっていきましょう。

学長 竹内 芳美

『魅力ある授業づくり』への取り組み

『魅力ある授業づくり』 は、学生と教員が協同して行うものです。

魅力ある授業
(学生にとって)興味を持って聴ける授業、将来において役立つ授業
(教員にとって)学生の成長を実感できる授業、学生から感化を受ける授業

授業づくり
(学生が目指す)自主的に学ぶ態度、知識・技術の修得
(教員が目指す)授業改善、授業スキルアップ
(学生と教員が目指す)双方向のコミュニケーション

2008年度よりFD活動の重点目標として『魅力ある授業づくり』への取り組みを実施することを決定し、この目標を達成するために以下の事業を推進しています。

学生による授業評価・教員による授業自己評価

授業評価集計結果イメージ

授業評価は、各学期末に原則として学部対象の全ての授業科目において「学生による授業評価」「教員による授業自己評価」をWebを利用して共通設問で実施します。授業評価の結果は、今後の授業改善のための資料として、また、教員を対象とした教育活動顕彰制度のポイントとしても活用します。

授業評価の集計結果は公表しています。在学生、教職員向けには、数値だけではなく、学生の皆さんから寄せられた自由記述のまとめと授業評価に対する教員からのコメントも公開します。

授業改善アンケート

授業改善アンケート集計結果イメージ

授業担当教員が、該当科目の開講学期期間中に受講生に対し、随時授業改善のためのアンケートを実施できるシステムをWeb上にて提供します。アンケートは、簡単な操作で設定でき、設問および回答選択肢も各授業に合わせて自由に作成できるようになっています。学期末の授業評価では、そのときの受講生に対して反映しませんが、開講中であればいつでも実施できるこのシステムを利用することで受講生の声を速やかに反映できるようになっています。なお、このシステムは、大学院の授業においても利用できます。

キューモ: Chubu University Mobile Clicker

Cumoc
回答画面イメージ
回答画面イメージ

Cumoc (キューモ)は、中部大学が提供している「授業改善アンケート」システムにおいて、受講生が携帯電話やパソコンを利用して回答するクリッカー機能のことをいいます。 クリッカー(Clicker)は、授業中に教員が作ったアンケートに受講生から回答をリアルタイムに集めて、その結果を教員と受講生が一緒に見ながら授業を進めていく、教員と受講生が一体となって双方向対話型の授業を構築していくためのツールです。

授業改善ビデオ撮影支援

授業撮影
授業ビデオ撮影

授業担当教員からの申し出により、担当する授業についてビデオ撮影を行い、個々の先生における授業改善に役立てていただく支援をするもので、本学教育支援部教育支援課の協力を得て実施しています。

授業のオープン化制度

他の教員が行う授業を参観して更なる授業改善への模索を行うべく、原則として全ての授業においてオープン化を実施しています。参観希望者は、参観を希望する授業担当者に連絡した上で参観します。

全学公開授業

全学公開授業
全学公開授業

全学公開授業は、授業担当者が授業を公開することで、自分の授業の課題を明確にし、抱えている問題や悩みに関するアドバイスを得る場として位置づけて2009年度秋学期から実施しています。授業担当者は、見られる側に立つことによってアドバイスを得ることができ、授業参観者も公開された授業から自己の授業での改善点を見つけることができます。

授業サロン

授業サロンは、異なる分野、文理の壁を越えた専任教員(5人程度)が、互いの授業見学を行い、授業の考え方、学生の反応、問題点、工夫、改善案等について、情報交換・意見交換を通じ、教育上における問題対応策や様々なケースにおける授業改善のヒントを見出すことを目的として実施しています。異分野ならではの視点に改めて気づかされることが多いこの企画は、学部を超えたFDネットワークを広げることも目的としています。

CU ルーブリックライブラリ(Chubu University Rubric Library)

CUルーブリックライブラリ画面
CU ルーブリックライブラリ画面

中部大学は、本学のFD活動重点目標である『魅力ある授業づくり』を積極的に推進するために、ルーブリックを活用する成績評価法を推奨し、CU ルーブリックライブラリを運用しています。このルーブリックライブラリは、本学教員が自ら作成したルーブリックの「蓄積」を行い、互いに「共有」することで、ルーブリックの「作成支援」に繋げることを目的としています。

ルーブリックの説明

中部大学『魅力ある授業づくり』プログラム

「中部大学・魅力ある授業づくりプログラム」として、すべての教員が持続的に教育力の向上を目指すことを勧奨し、FDプログラムへの積極的な参加を奨励するために、FDプログラムを活用して規定の要件を満たしたものに対して、本プログラムの修了証を授与します。

FDフォーラム・講演会

FD講演会
FD講演会

大学教育等の改革、改善、質的向上を目的として、学内外の講師により、FDに関するフォーラムや講演会を年に数回開催しています。他大学での実例をはじめ、教育活動の報告や紹介、教育改革・授業改善のための意見交換などを行います。個々の教員がどのように工夫をして授業を作っているかという情報を提供し、これからの授業づくりのヒントが得られるようにすることも目的としています。

キャリアアッププログラム

キャリアアッププログラム
キャリアアッププログラム

キャリアアッププログラムは、大学教職員として必要とされる情報、本学教職員として直面している問題点を考慮し、授業改善(授業デザイン、授業技術・運営)、ICT(情報通信技術)、学生への対応・学生支援、本学の教学に関する教育システムの概要などの項目に着眼して学内外の講師によりFDフォーラム・FD講演会と並行して、ワークショップ形式を取り入れた実践的なプログラムを開催しています。

FDカフェ

FDカフェ
FDカフェ

大学教育に関するさまざまなテーマ、学生と直面している教職員にとって必要な知識などの実践的なテーマに関して自由に意見を交わすことで情報やスキルを共有する場として実施しています。

教職員同士が気軽に情報交換や意見交換を行うことで互いの教育力向上を目指しており、カフェへの参加者ネットワークが、本学におけるさらなるFD活動の推進に繋がることも狙いとしています。

FDオンデマンド講義

FDオンデマンド講義
画面イメージ

本学が加盟している全国私立大学FD連携フォーラム(JPFF)が運営している「実践的FDプログラム・オンデマンド講義サービス」を希望者(専任教職員のみ)に対して、中部大学「FDオンデマンド講義」として提供しています。受講希望者は、当該年度の4月に別に定める募集要項に則って申込みをします。

FD活動支援経費の補助

中部大学の教員組織におけるFD活動を奨励、支援し、本学の教育活動を一層充実させるために、学科、教室等の教員組織のFD活動に対してその諸経費の一部を補助しています。

教育活動顕彰制度

教育目標の達成、教育のより 一層の改善を図るため、教育活動において優れた功績を挙げた教育職員を顕彰する「中部大学教育活動顕彰制度」を施行しています。

教員活動重点目標・自己評価シート

年度当初に在籍する全ての専任教員は、各教員の振り返りや自己点検を目的に、教育活動や学内行政(学務活動)、社会貢献等に関する項目につ いて、当該年度の重点目標を立て、学部長を経て、学長に提出しています。そして、年度末には、各自が設定した目標に対する自己評価を行い、目標設定時と同様、学部長を経て、学長に提出しています。

学生と考える「魅力ある授業」

FD活動評価点検

2008年度より、全学・各学部等で実施したFD活動について、「目標」「取り組み」「課題と今後の計画」等について、評価・点検を行い、FD活動評価点検委員会がとりまとめ、学内外に公表します。