2016年度 都市建設工学科 卒業

高等学校教職員、特に土木分野を担当する教員の役割は、専門知識や技術を教えるだけでなく、社会を支える人材を育てることにあります。道路、橋梁、河川、上下水道などの社会基盤は、人々の安全で豊かな暮らしを支える大切なものであり、その整備や維持管理を担う次世代の技術者育成は重要な使命です。
そのためには、測量、設計、施工、製図などの基礎的な知識・技能を身につけさせるとともに、安全意識、責任感、協調性、礼儀、主体性といった人間力を育てることも欠かせません。土木の仕事は多くの人と協力して進めるため、信頼される人間性が求められます。
また、近年はICTやドローン、3次元測量、BIM/CIMなどを活用するi-Constructionが進み、建設業界は大きく変化しています。そのため、新しい技術を学び続ける姿勢や柔軟な考え方を育てることも大切です。
生徒が学びを通して成長し、資格取得や進路実現を果たし、社会で活躍する姿を見ることは、教職員にとって大きなやりがいです。未来の社会基盤を支える担い手を育てられることは、この仕事の大きな魅力だと考えます。
このような技術者を育てるためには、まず教職員自身が学び続けなければなりません。「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない。」これは、元フランス代表監督ロジェ・ルメール氏の言葉です。教える者が学び続ける姿こそ、生徒にとって何よりの手本になると考えます。
学生に寄り添ってくれる温かい中部大学都市建設工学科で土木の知識を深め、共に社会を支える技術者を育てましょう。