生物機能開発研究所とは
生物機能開発研究所は、応用生物学部・応用生物学研究科における研究活動の牽引役として学部・研究科における研究力の維持・向上により応用生物学部・応用生物学研究科のアクティビティとプレゼンスを高めることを目的としています。
有望な研究プロジェクトや意欲的な若手研究者の育成、研究環境の整備、寄附研究部門の支援、ライフサインエンスフォーラムを含む講演会やセミナー等の開催などの研究力の向上に向けた取り組みを実施するとともに、研究所ならびに応用生物学部・応用生物学研究科のプレゼンスを高めるために研究所の活動や実施プロジェクト、関連研究成果を外部に発信することにも取り組み、その一環として生物機能開発研究所紀要を発行しています。
また、研究環境の整備に向けて科研費を含む外部研究資金獲得の支援、大学院生の研究活動や研究発表の支援も行っています。
研究所附置センター
食環境創造研究センター
食と栄養科学・環境科学に関する教育と先端研究を推進し、新規事業の開発及び当該分野における人材の養成を図り、もって地域産業の活性化に寄与することを目的としています。
プロジェクトメンバー
プロジェクト(2022年度)
プロジェクト名 | 研究者 |
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葉巻病ウイルス非感染甲州ブドウ樹を用いた上質のワイン作製の基盤的研究 | 小島晶子准教授(代表、環境生物科学科)、堤内要教授(応用生物化学科)、金政真准教授(環境生物科学科)、金丸京子准教授(応用生物化学科)、町田千代子名誉教授、福田雅夫名誉教授 |
サボテンのストレス耐性機構解明、有用成分解析および栽培技術の開発研究 | 前島正義教授(代表、応用生物化学科)、柘植尚志教授(応用生物化学科)、鈴木孝征教授(応用生物化学科)、堀部貴紀准教授(環境生物科学科)、田中守講師(食品栄養科学科)、墨泰孝助教(応用生物化学科) |
中耳真珠腫の発生機構解明に向けた外耳道環境の化学的・生物学的理解 | 中川大准教授(代表、応用生物化学科)、土田さやか講師(応用生物学部) |
安心・安全な暮らしのための里地里山のDXデータベース構築と保全対策ツールの開発 | 上野薫准教授(代表、環境生物科学科)、墨泰孝助教(応用生物化学科)、南基泰教授(環境生物科学科)、藤井太一助手(応用生物学部)、牛田一成教授(環境生物科学科) |
食品中の抗動脈硬化活性成分総合的研究 | 呂鋭准教授(代表、食品栄養科学科)、田中守講師(食品栄養科学科)、前野善孝教授(食品栄養科学科) |
研究補佐員(2023年度)
研究者 | 研究課題 | |
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足立 早希 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | プロポリス抽出物による HDL 代謝制御 について |
伊木 思海 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | 発光性陸棲貧毛類(ミミズ)の生物発光メカニズムの解析 |
池田 奈未 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | マルトビオン酸の顔面骨密度改善効果検証試験 |
内山 奈奈香 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | “水素生産のためのxylan 資化性 Clostridium perfringens の構築” |
大井 優奈 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | デキサメサゾン投与によるラット骨格筋萎縮に対する低タンパク質食およびビタミンD不足の影響 |
笠原 涼佑 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | 柑橘類果皮由来機能性成分PMFs による HDL 産生機構の解明 |
加藤 史帆 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | “ウェルシュ菌と大腸菌で利用可能な新規構成的発現 ベクターの構築” |
加門 隼希 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | 水生甲殻類の体内に蓄積する新しいマイクロプラスチック可視化法の開発 |
髙阪 理名 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | 食用カンナデンプンによるアナフィラキシー発症抑制機序の解明 |
鈴木 健友 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | 金属依存性プロテインホスファターゼ1A新規阻害剤のp62リン酸化ペプチドおよび細胞実験での影響の評価 |
野呂 凜太朗 | 応用生物学研究科 応用生物学専攻 2年 | 温和な組織透明化法による 軟体動物 の 形態学的可視化 |
寄附研究部門(2020年度~)
研究者 | 研究課題 | |
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米澤 貴之 | ゲリー・ヤングサイエンス基金(天然物健康科学)寄附研究部門 准教授 | 天然物(ハーブ成分や精油など)の健康機能性とその作用機構 |