国際ESD・SDGsセンターとは
2002年ヨハネスブルグで開催された「第2回地球サミット」でわが国は、持続可能な発展を図るためには教育が必要であるとして、ESD(持続可能な発展のための教育)計画を提案しました。中部大学は名古屋大学等とともに2007年10月に中部ESD拠点として国連から認証され、活動を開始しました。
国連ESDの10年が終了しSDGsが開始されたことに合わせて、2019年4月に国際ESD・SDGsセンターに名称変更しました。
ESD・SDGs事業の企画・立案、支援、国内外のESD・SDGs事業の調査・研究に関することなど推進していきます。
ESD(イーエスディー)とは
ESDは、「持続可能な開発(発展)のための教育」(Education for Sustainable Development)の略称です。その名の通り持続可能な開発(発展)を実現するための教育を意味します。
持続可能な社会を実現するための第一歩は、一人ひとりが人類社会の持続可能性を脅かすさまざまな課題を理解することが必要です。
そのため、対象となる分野は、環境教育、国際理解教育、文化や歴史教育など多岐に渡ります。そして、教育界、企業・経済界、市民社会など多様な主体(マルチ・ステークホルダー)の相互の協力のもと、グローバル・ローカルな複雑な課題を解決できる人材を育成すること、それが「持続可能な開発(発展)のための教育=ESD」です。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)とは、持続可能な社会をめざして、国連が2016年から2030年までに達成することを目標に掲げた17項目のゴールです。
SDGsの17ゴールには、貧困、飢餓、健康・福祉などの社会問題、気候変動、生物多様性などの環境問題、経済成長、貧困、生産と消費などの経済問題が幅広く取り上げられています。
メンバー
研究者 | 所属 | 研究課題 |
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岡本 肇 | 工学部都市建設工学科/国際ESD・SDGsセンター/大学院工学研究科建設工学専攻 | 市民主体型まちづくりにおける市民参加・マネジメント手法の構築、産業系地域における住環境デザインに関する研究、参加型公園づくり・マネジメント |
影浦 順子 | 経営情報学部経営総合学科/国際ESD・SDGsセンター/人間力創成教育院教養課題教育プログラム(人文・社会リテラシー)/学生サポートセンター/大学院経営情報学研究科経営情報学専攻 | 高橋亀吉の経済思想研究 |
古澤 礼太 | 国際ESD・SDGsセンター/中部高等学術研究所/大学院国際人間学研究科国際関係学専攻 | ガーナ共和国における親族研究、ESD(持続可能な発展のための教育)、贈与論 |
山羽 基 | 工学部建築学科/大学院工学研究科建設工学専攻/国際ESD・SDGsセンター/中部高等学術研究所 | 潜熱蓄熱システムによる省エネルギー、建築におけるネットワークシステム |