3つのポリシー 応用生物学部 応用生物化学科(2023年度以前入学生対象)

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP)

    方針概要

    応用生物化学科の課程を修め、124単位を修得し必修等の条件を満たしたうえで、「遺伝子と生物機能」に関する基本的な考え方・知識・スキルとそれらを実社会で活用する能力、そして自ら学び続ける能力を身に付けた、専門職業人・有識社会人として、以下に示した力を身に付けたものに対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    「遺伝子と生物機能」を理解する基盤となる自然科学の知識と技術を身に付けるとともに、専門職業人・有識社会人として必要な情報調査収集力、課題設定力、情報通信技術の活用力等々の知識・技能を身に付け、様々な分野で活用できる。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    「遺伝子と生物機能」を活用する専門職業人・有識社会人として、知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力を修得し、リーダーとして地域社会に貢献できる。

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    「遺伝子と生物機能」を活用する専門職業人・有識社会人として、主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度が身に付いている。

    カリキュラム・ポリシー(CP)

    方針概要

    応用生物化学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、応用生物学部共通教育科目、応用生物化学科専門科目および応用生物化学科関連科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともにカリキュラムマップによってカリキュラムの体系を明確にしている。

    ①教育内容

    (1)「遺伝子と生物機能」を学ぶ上で基礎となる科目は1年次に履修するように配置し、化学、生物学を中心とした自然科学の基礎科目を学び、それらの履修を通して社会で必要とされる知識・技能修得の基盤を身に付け、以降の方向付けができるようにしている。
    (2)2、3年次に履修する科目は、「遺伝子と生物機能」に関する知識・技術により社会で活躍できる専門職業人や有識社会人として求められる調査・情報収集力、課題設定力、ICT活用力が獲得できるように、体系的に配置している。
    (3)4年次に履修する科目は、「遺伝子と生物機能」の活用に取り組む専門職業人や有識社会人として、それぞれに求められるクリティカル思考力、企画・計画力、プレゼンテーション力を身に付けられるように体系化している。
    (4)「遺伝子と生物機能」に関する知識・技能を基礎に、コミュニケーション力、ディスカッション力、傾聴・受信力、自己理解力を修得するために、主体性をもち多様な人と協働し学ぶ態度が育成できる科目を配置している。

    ②教育方法

    (5)各科目は、知識・技能以外の複数の能力が身に付くような教育方法を実施する。
    (6)各学年次に指導教授制を敷くとともに、出席状況などの学生カルテを活用して学部教員が問題を共有し、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。
    (7)主体的な学びの力を伸ばすために、実践(アクティブラーニング)の要素を多く取り入れる。

    ③教育評価

    (8)各科目で達成目標・到達点を明確にし、学生の伸びを評価する。
    (9)知識・技能以外の能力修得の達成度を評価し、足らない部分は指導・強化する。
    (10)4年間の学修成果を「卒業研究」で行い、各学科教員全体で評価し、ディプロマ・ポリシーが実現できたかどうかを判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    入学選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

    本学科は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、以下の「求める人間像」を備えた人を求めます。

    求める人間像 1

    (1)本学の建学の精神および基本理念を理解し、主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける意欲がある。

    求める人間像 2(知識・技能)

    (2)高等学校の教育内容を幅広く学修している。
    (3)植物、動物、微生物のバイオサイエンスとバイオテクノロジー分野に関る領域を学ぶために必要な基礎的な学力を有し、知識の応用力・論理的思考力などを身に付けている。

    求める人間像 3(思考力・判断力・表現力)

    (4)基礎学力を応用する力やものごとを論理的に思考する力を有している。
    (5)自分の考えを伝えるための表現力・コミュニケーション力を有している。

    求める人間像 4(主体性・多様性・協働性)

    (6)植物、動物、微生物のバイオサイエンスとバイオテクノロジーに強い関心と高い学習意欲をもち、医療や医薬品・食品などのバイオサイエンスとバイオテクノロジー分野に関わる領域を通して社会に貢献する意欲がある。

    高等学校段階までに身につけてほしいこと

    • 化学、生物、数学の教科書を再度復習し、理解を深める。
    • 化学では特に化学結合、原子量・モル・化学反応式、酸と塩基、酸化還元。
    • 数学では特に指数・対数関数、確率統計。
    • 国語の学習によって、筋道の通った文章が書けることが望まれる。

    一般選抜(前期入試、共通テスト利用方式、共通テストプラス方式、後期入試)

    上記の(3)、(4)を重視し、書類審査、個別筆記試験、大学入学共通テスト等によって選抜します。

    総合型選抜(ポートフォリオ入試、同窓生推薦入試、特別奨学生入試)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、ポートフォリオ審査、学力検査、小論文、講義・実習・演習、面接等によって選抜します。

    学校推薦型選抜(一般推薦入試、指定校推薦入試、併設校推薦入試、特技推薦入試)

    上記の(1)、(2)、(5)、(6)を重視し、書類審査、小論文、面接等によって選抜します。

    その他の選抜(特別選抜入試〔海外帰国子女・外国人留学生・社会人〕、編入学試験)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、小テスト、小論文、面接等によって選抜します。

    中部大学について