3つのポリシー 工学部 電気電子システム工学科(2023年度以前入学)

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP)

    方針概要

    電気電子システム工学科の課程を修め、必修等の条件を満たした124単位を修得し、電力・設備、電機・計測制御、材料・デバイス、システム・通信の電気電子システム工学に関する知識と能力を修得した有能な技術者として、以下に示した力を身につけたものに対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    電気エネルギーとエレクトロニクス技術を有効に利用した快適な社会環境を確立するため、調査・情報収集力、課題設定力、ICT活用力を獲得し、電力・設備、電機・計測制御、材料・デバイス、システム・通信における知識・能力を発揮できる。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    現代社会に果たすべき役割と責任を理解できる電気電子システム技術者として、プレゼンテーション力、企画・計画力、クリティカル思考力を身につけ、リーダーとして地域社会に貢献することができる。

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    社会を担う電気電子システム技術者としての誇りを持ち、コミュニケーション力、ディスカッション力、傾聴・受信力、自己理解力を活用し、多様な人の立場を尊重し、協働で物事に対処できる。

    カリキュラム・ポリシー(CP)

    方針概要

    電気電子システム工学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、工学部共通教育科目、電気電子システム工学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともにカリキュラムマップによってカリキュラムの体系を明確にしている。

    ①教育内容

    (1)4年間を通した学修の基礎となる全学共通教育科目、工学部共通教育科目、電気電子システム工学科専門教育科目の履修を通して、様々な基礎力を幅広く修得するとともに、自らのキャリア形成の方向付けができるように体系的に科目を配置している。
    (2)電気を有効に利用した快適な社会環境を確立できる能力として求められる知識・技能の修得のために、調査・情報収集力、課題設定力、ICT活用力を獲得できるように体系的に科目を配置している。
    (3)倫理観ならびに技術者としての使命感を有する社会人として求められる思考力・判断力・表現力等の能力が得られるように、プレゼンテーション力、自己理解力、クリティカル思考力を身に付けられるように体系的に科目を配置している。
    (4)国際的立場に立ち、情報発信能力を有する電気電子システムの技術者として、コミュニケーション力、傾聴・受信力、クリティカル思考力を獲得できるように体系的に科目を配置している。

    ②教育方法

    (5)電気電子システム工学の基礎となる力が身に付くように、基盤となる科目については、講義、演習、実験の授業形態により行う。
    (6)主体的な学びの力を向上させるために、創成的な講義・演習科目とともに実験実習科目を多く配置し、履修上限単位数を設け、自己学修時間を確保する。
    (7)指導教授制、GPA等の学生指導システムの活用により、組織的な教育指導を行い、達成度が不十分な学生には個別に指導を強化する。

    ③教育評価

    (8)科目ごとに達成目標・到達点を明確にし、学生の伸びを評価する。
    (9)電気電子システム工学科で定めている学修教育到達目標に対する評価方法および評価基準により評価する。
    (10)4年間の学修成果を卒業研究で行い、学科教員全員で評価し、ディプロマ・ポリシーが実現できたかどうかを判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    入学選抜の方針(アドミッション・ポリシー)

    本学科は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、以下の「求める人間像」を備えた人を求めます。

    求める人間像 1

    (1)本学の建学の精神および基本理念を理解し、主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける意欲がある。

    求める人間像 2(知識・技能)

    (2)高等学校の教育内容を幅広く学修している。
    (3)工学を学ぶのに必要な高等学校における「数学」と「理科」等の基礎学力を有している。

    求める人間像 3(思考力・判断力・表現力)

    (4)基礎学力を応用する力やものごとを論理的に思考する力を有している。
    (5)自分の考えを伝えるための表現力・コミュニケーション力を有している。

    求める人間像 4(主体性・多様性・協働性)

    (6)電気電子システム工学をはじめ科学技術全般に強い関心と高い学習意欲をもち、電力・設備、電機・計測制御、材料・デバイス、通信・システムに関わる領域を通して社会に貢献しようとする意欲がある。

    高等学校段階までに身につけてほしいこと

    • 数学については、三角関数、指数関数、対数関数、微分、積分、複素数、ベクトル等を理解して利用できることが望ましい。
    • 理科のうち、特に物理の力学(物体の運動、力のつり合い、運動量、単振動、エネルギーなど)および電磁気(静電気力、電界、電気力線、電位、コンデンサ、静電エネルギー、電流、磁場、電磁力、電磁誘導など)等を理解して利用できることが望ましい。

    一般選抜(前期入試、共通テスト利用方式、共通テストプラス方式、後期入試)

    上記の(3)、(4)を重視し、書類審査、個別筆記試験、大学入学共通テスト等によって選抜します。

    総合型選抜(ポートフォリオ入試、同窓生推薦入試、特別奨学生入試)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、ポートフォリオ審査、学力検査、小論文、講義・実習・演習、面接等によって選抜します。

    学校推薦型選抜(一般推薦入試、指定校推薦入試、併設校推薦入試、特技推薦入試)

    上記の(1)、(2)、(5)、(6)を重視し、書類審査、小論文、面接等によって選抜します。

    その他の選抜(特別選抜入試〔海外帰国子女・外国人留学生・社会人〕、編入学試験)

    上記の(1)、(3)~(6)を重視し、書類審査、小テスト、小論文、面接等によって選抜します。

    中部大学について