3つのポリシー 人文学部(2023年度以前入学生対象)

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP)

    方針概要

    人文学部では、各学科学位プログラムの課程を修め、必修等の条件を満たした124単位を修得し、人間や文化を探求する自発性や創造性、豊かな教養をもった品位ある人格の形成を目指し、以下に示した力を身に付けたものに対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    社会人として身の周りの人間や文化を知るために、他者から学ぶ傾聴・受信力を身に付けることで社会で必要とされる人文学の知識を所有でき、ICT活用力などをもつことで知識を分析、整理、統合する技能を駆使できる。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    人間や文化についての知識・技能を活用するために企画・計画力、クリティカル思考力を向上させ、物事を的確に判断することができ、かつ、プレゼンテーション力、コミュニケーション力を身に付け、その内容を正確に表現できる。

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    人文学の素養を備えた社会人として人間や文化を客観視するために自己理解力やディスカッション力を身に付けることで、主体性をもって多くの人々と協働し、学び続ける態度を身に付けることができる。

    ④広い関心・自律的意欲

    たくましい社会人として人間や文化について調査・情報収集力を身に付けることで、幅広い関心をもつことができ、自ら課題設定力をもつことで、その課題を深く探求しようとする自律的意欲をもつことができる。

    カリキュラム・ポリシー(CP)

    方針概要

    本学部では、ディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、以下のような教育内容、方法で授業を実施し、教育評価を行う。ナンバリングによりカリキュラムの体系をわかりやすく示す。全学共通教育科目、人文学部共通教育科目、学科横断的教科(グローバル人文教養プログラム)などを体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせ、授業を開講する。

    ①教育内容

    (1)社会人として必要な知識・技能の修得のために、コース別に傾聴・受信力、ICT活用力が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (2)人文学の知識・技能を社会に出てから十分に活用する思考力・判断力・表現力の修得のために、コース別に企画・計画力、クリティカル思考力、プレゼンテーション力、コミュニケーション力が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (3)人文学の素養を備えた社会人として主体性をもって多様な人間と協働し、学び続ける態度の修得のために、コース別にディスカッション力、自己理解力が獲得できる科目を体系的に配置している。
    (4)変動する社会を生き抜く人間として人間性と文化に対する広い関心・自律的意欲の修得のために、コース別に課題設定力、調査・情報収集力が獲得できる科目を体系的に配置している。

    ②教育方法

    (5)各科目はディプロマ・ポリシーに定めた身に付けるべき力のうちの2つの力が付くような教育方法を実施する。
    (6)指導教授制を敷くとともに、学生カルテを活用して、各学科教員が問題を共有して、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。
    (7)主体的に問題解決に取り組める力を育むため、アクティブラーニング(実践的活動を通しての学修)の要素を多く取り入れる。

    ③教育評価

    (8)各科目で達成目標・到達度を明確にする。
    (9)各科目で定めた、身に付けるべき力の達成度を評価し、未達成の部分は補充指導・強化する。
    (10)学期途中で形成的評価を行い、学修、教え方の両面を調整する。
    (11)4年間の学修成果を卒業研究(アクティブラーニング)で行い、ディプロマ・ポリシーが実現できたかどうかを判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    入学選抜の方針

    本学部は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、以下の「求める人間像」を備えた人を求めます。

    求める人間像 1

    (1)本学の建学の精神および基本理念を理解し、主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける意欲がある。

    求める人間像 2(知識・技能)

    (2)高等学校の教育内容を幅広く学修している。
    (3)人間や文化に関る領域を学ぶために必要な基礎的な学力を有し、知識の応用力・論理的思考力などを身に付けている。

    求める人間像 3(思考力・判断力・表現力)

    (4)基礎学力を応用する力やものごとを論理的に思考する力を有している。
    (5)自分の考えを伝えるための表現力・コミュニケーション力を有している。

    求める人間像 4(主体性・多様性・協働性)

    (6)人間や文化に関る分野に強い関心と高い学習意欲をもち、人文学の素養を身に付けたたくましい社会人として、社会に貢献しようとする意欲がある。

    中部大学について