3つのポリシー 工学部(2023年度以前入学生対象)

お知らせ

    ディプロマ・ポリシー(DP):「卒業認定・学位授与に関する基本的な方針」=「学部・学科が教育活動の成果として学生に保証する最低限の基本的な資質を記したもの」=「養成する人材像」

    カリキュラム・ポリシー(CP):「教育の実施に関する基本的な方針」=「DPを保証する体系性と整合性が担保されたカリキュラム」

    アドミッション・ポリシー(AP):「DP・CPに沿った学生募集の方針と入学者選抜の方法」

    ディプロマ・ポリシー(DP)

    方針概要

    工学部の課程を修め、必修等の条件を満たした124単位を修得し、学科の各領域の工学に関する知識と能力を修得した有能な技術者として、以下に示した力を身に付けたものに対し学位を授与する。

    ①社会で必要とされる知識・技能

    各学科の専門技術について、調査・情報収集力、課題設定力、企画・計画力、クリティカル思考力などを獲得し、工学的思考を基に、学科専門に係わる問題について対応、解決できる。

    ②知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等の能力

    各学科の専門知識と技術をもつ技術者として、プレゼンテーション力、企画・計画力、クリティカル思考力など各学科の専門性を活かした工学的思考を身に付け、地域社会、国際社会にリーダーとして貢献できる。

    ③主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける態度

    国際的視野と多様な価値観を理解でき、各学科の専門性をもつ技術者として、コミュニケーション力、傾聴・受信力、クリティカル思考力、ディスカッション力などを有し、様々な人々の立場を尊重し、協働して問題解決に当たることができる。

    カリキュラム・ポリシー(CP)

    方針概要

    工学部ではディプロマ・ポリシーに掲げた目標を達成するために、全学共通教育科目、工学部共通教育科目、学科専門教育科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施し、教育評価を行う。科目間の関連や科目内容の難易度を表現するナンバリングを行うとともにカリキュラムマップによってカリキュラムの体系を明確にしている。

    ①教育内容

    学修の基礎となる全学共通教育科目、工学部共通教育科目、学科専門教育科目の履修を通して、幅広い知識を修得するとともに、自らのキャリア形成ができるように科目を配置している。各学科の特性に対応した知識・技能の修得のために、調査・情報収集力、課題設定力、ICT活用力が獲得できる科目を体系的に配置している。ディプロマ・ポリシーに示す思考力・判断力・表現力の能力の修得のために、スキル教育科目、外国語教育科目、教養課題教育科目、特別課題教育科目も配置している。さらに、国際性も視野に入れ、実務的能力を有する技術者育成のために、コミュニケーション力、ディスカッション力、傾聴・受信力が身に付く科目を体系的・系統的に配置している。

    ②教育方法

    各学科の特性に応じて必要となる基礎力が身に付くような教育方法を実施する。主体的な学びの力を向上させるため、創成的な演習、実験、実習を積極的に取り入れ、講義の深い理解を補完している。指導教授制、学生カルテの活用によって各学科教員が問題を共有し、ディプロマ・ポリシーの実現を図る。

    ③教育評価

    各科目ごとに達成目標・到達目標を明確にし、学生の伸びを評価する。系統的に配置された各科目は、学習・教育到達目標に対して達成度を評価し、足りない部分は指導・強化する。さらに、4年間の学修成果をその集大成となる卒業研究を通してディプロマ・ポリシーに掲げた目標が達成されたかどうか総合的に判断する。

    アドミッション・ポリシー(AP)

    入学選抜の方針

    本学部は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、以下の「求める人間像」を備えた人を求めます。

    求める人間像 1

    (1)本学の建学の精神および基本理念を理解し、主体性を持って多様な人間と協働し、学び続ける意欲がある。

    求める人間像 2(知識・技能)

    (2)高等学校の教育内容を幅広く学修している。
    (3)工学を学ぶのに必要な高等学校における「数学」と「理科」の基礎学力を有している。

    求める人間像 3(思考力・判断力・表現力)

    (4)基礎学力を応用する力やものごとを論理的に思考する力を有している。
    (5)自分の考えを伝えるための表現力・コミュニケーション力を有している。

    求める人間像 4(主体性・多様性・協働性)

    (6)工学をはじめ科学技術全般に関心と学習意欲を持ち、工学技術領域を通して社会に貢献しようとする意欲を有している。

    中部大学について